特許
J-GLOBAL ID:200903012078191809

偏波無依存光位相同期ループ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-027143
公開番号(公開出願番号):特開平8-220494
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 特別な装置を付加することなく、入射光信号の位相状態によって特性が変化せずに信号光パルスとクロック光パルスの相関検出を行うことができる相関検出手段を持った偏波無依存光位相同期ループ回路を提供すること。【構成】 信号光入力端子101から信号光パルスが入射して光カップラ102に入る。光カップラ102のもう一方の入射ポートからは、光クロックパルス発生器109のクロック光が入射し、2つの光は合波されてMQW光スイッチ103に入射する。MQW光スイッチ103は入射された信号光強度とクロック光強度の強度積に比例した光波形の信号光を出力し、この信号光は受光回路105によって電気信号に変換され、位相比較器106でこの電気信号の位相と光クロックパルスの位相とが比較され位相誤差成分を検出する。これをVCO107にフィードバックすることによってPLL動作が達成される。
請求項(抜粋):
信号光パルスを入力する信号光パルス入力手段と、クロック光パルスを発生するクロック光パルス発生手段と、前記信号光パルスと前記クロック光パルスを入力して両者の光の強度の積を出力する光相関検出手段と、該光相関検出手段の出力を電気信号に変換する光-電気変換手段と、交流信号を出力する第1の発振器と、該第1の発振器が出力する交流信号の発振周波数をn逓倍(nは自然数)するn逓倍器と、前記光-電気変換手段の出力の位相と前記n逓倍器の出力の位相とを比較する位相比較手段と、該位相比較手段の出力を前記クロック光パルスの周波数にフィードバックする手段とを備えた偏波無依存光位相同期ループ回路であって、前記クロック光パルス発生手段は、外部からの制御信号によって発振周波数が可変である第2の発振器と、前記第1,第2の発振器の出力信号周波数の和もしくは差もしくはその両者を発生させる周波数ミキサと、該周波数ミキサの出力信号の周波数に等しい繰り返し周波数の光パルスを発生させる光パルス発生器とからなり、前記光相関検出手段は、偏波無依存全光スイッチであって、これらの手段を光学的に結合してフィードバックループを構成していることを特徴とする偏波無依存光位相同期ループ回路。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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