特許
J-GLOBAL ID:200903012087142187

容量可変型斜板式圧縮機の制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-052495
公開番号(公開出願番号):特開2000-249051
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】容量可変型斜板式圧縮機の内部制御弁において、高圧補正構造を採用しながらも弁構造を簡素化して組立てを容易とする。【解決手段】バルブハウジング60内には、吸入圧Psに応じて変位可能なダイヤフラム(感圧体)57に固着された作動体54が収容されている。作動体54は、その先端部に形成された弁体部51と、ロッド部52と、そのロッド部に外嵌されたスリーブ状の高圧補正部53とからなる。高圧補正部53は吐出圧Pdの変化をダイヤフラム57に伝達する。作動体54は、先端部(弁体部51側)から基端部(高圧補正部53側)に向けて段階的に径を増す。このことは、作動体54の製作とバルブハウジング60への組付けを容易にする。
請求項(抜粋):
容量可変型斜板式圧縮機のクランク室と吸入圧領域とを結ぶ抽気通路に配設され、クランク室からのガス放出量を制御することで該圧縮機の吐出容量を変更し吸入圧を設定吸入圧に導くための制御弁であって、前記抽気通路に設けられた弁座と、該制御弁の設定吸入圧を定めるとともに吸入圧の変化に感応して変位する感圧変位機構と、前記弁座に接離可能に設けられて前記抽気通路の開度を調節可能な弁体部と、前記感圧変位機構の変位を前記弁体部に伝達するロッド部と、吐出圧を前記感圧変位機構に伝達して前記設定吸入圧を補正する高圧補正部とを備えており、前記弁体部及び前記ロッド部は一体化されると共に弁体部の断面積がロッド部の断面積を超えないように設定され、且つ、前記高圧補正部は前記ロッド部の周囲において該ロッド部の径よりも大径な部位として設けられることで吐出圧の受圧面を備えることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機の制御弁。
IPC (2件):
F04B 27/14 ,  F04B 49/00 361
FI (2件):
F04B 27/08 S ,  F04B 49/00 361
Fターム (20件):
3H045AA04 ,  3H045AA10 ,  3H045AA13 ,  3H045AA27 ,  3H045BA19 ,  3H045CA01 ,  3H045CA02 ,  3H045CA03 ,  3H045DA25 ,  3H045EA33 ,  3H076AA06 ,  3H076BB40 ,  3H076BB41 ,  3H076CC12 ,  3H076CC20 ,  3H076CC27 ,  3H076CC41 ,  3H076CC85 ,  3H076CC92 ,  3H076CC93

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