特許
J-GLOBAL ID:200903012087669312

高靭性被覆焼結合金

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-258676
公開番号(公開出願番号):特開平8-092685
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 被膜の耐剥離性と、耐衝撃性および耐欠損性を向上させた被覆焼結合金を提供する。【構成】 超硬合金またはサ-メットの基体表面に被膜を被覆してなる被覆焼結合金における該被膜の表面にクラックが存在しなく、かつ該基体の表面から内部に向って50μmまでの基体表面部に30kgf/mm2以上の圧縮応力が付与されている高靭性被覆焼結合金。【効果】 応力処理を施してない従来の被覆焼結合金に比べて、耐衝撃性,耐欠損性において、約80%〜6倍も向上し、応力付与処理を施されて被膜のクラックが発生している従来の被覆焼結合金に比べて、約40%〜3.8倍も耐衝撃性,耐欠損性が向上し、特に基体表面部全体に亘って30kgf/mm2以上の圧縮応力が付与されている本発明の被覆焼結合金の場合には、より顕著な効果がある。
請求項(抜粋):
Co,NiまたはCoおよび/またはNiを主成分として含む固溶合金でなる結合相2〜25重量%と、残りが周期律表の4a,5a,6a族金属の炭化物,窒化物,炭酸化物,窒酸化物およびこれらの相互固溶体から選ばれた少なくとも1種の硬質相と、不可避不純物とでなる焼結合金の基体の表面に単層または多層でなる被膜を被覆してなる被覆焼結合金であって、該被膜の表面にはクラックが存在しなく、該基体の表面から内部に向って50μmまでの基体表面部における該硬質相に30kgf/mm2以上の圧縮応力が付与されていることを特徴とする高靭性被覆焼結合金。
IPC (5件):
C22C 29/00 ,  B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/30
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る