特許
J-GLOBAL ID:200903012093067405

燃料改質器の起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-260154
公開番号(公開出願番号):特開2001-089106
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 触媒の耐熱温度を超えないおよび触媒の酸化劣化が起こらない条件下にて、起動時における触媒層の速やかな温度上昇を可能とし、起動時間の短縮を図った水蒸気改質反応と部分酸化改質反応とを併用する燃料改質器の起動方法を提供する。【解決手段】 水蒸気改質反応に対する部分酸化改質反応の割合を部分酸化率で定義した場合に、燃料改質器の起動時における部分酸化率を、定常運転時における部分酸化率よりも大とする、例えば、定常運転時における部分酸化率を21%〜30%とし、起動時における部分酸化率を40〜60%とする。また、起動時から定常運転時に至る部分酸化率の値を、触媒層入口温度の変動を考慮して予めシミュレーションにより定めた部分酸化率の変動曲線に沿うように制御する。
請求項(抜粋):
メタンガスやメタノール,エタノール,ガソリン等の液状の炭化水素と水との混合物を気化した原燃料ガスを酸化剤ガスとともに改質触媒層に通流し、水蒸気改質反応と部分酸化改質反応との併用によって水素リッチな改質ガスを生成する燃料改質器の起動方法において、前記二つの改質反応により改質される原燃料ガスに対する部分酸化改質反応により改質される原燃料ガスの割合を部分酸化率と定義した場合に、燃料改質器の起動時における部分酸化率を、定常運転時における部分酸化率よりも大とすることを特徴とする燃料改質器の起動方法。
IPC (4件):
C01B 3/36 ,  C01B 3/38 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/04
FI (4件):
C01B 3/36 ,  C01B 3/38 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/04 X
Fターム (10件):
4G040EA02 ,  4G040EA03 ,  4G040EA06 ,  4G040EB03 ,  4G040EB43 ,  4G040EC01 ,  5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027KK42 ,  5H027MM12

前のページに戻る