特許
J-GLOBAL ID:200903012099989177

溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-299698
公開番号(公開出願番号):特開平9-217160
出願日: 1996年10月24日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 通常の工程で得られる熱延鋼板を素材として酸洗工程を経ることなく良好なめっき密着性を有する溶融亜鉛系めっき鋼板を製造すること【解決手段】 スラブを熱間圧延し、得られた熱延板を酸洗することなく還元性ガス雰囲気中で熱処理した後、溶融亜鉛系めっきを施す溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法において、前記熱処理直前の段階で熱延板表面のスケール層にスケール層表面の合計長さで500cm/cm2以上のクラックを形成させておき、前記熱処理を500°C以上の温度で実施することによりスケール層の一部のみを還元する。スケール層に前記クラックを生じさせるには、機械的手段によるか若しくはスラブを仕上圧延の最終スタンドでの圧下率、仕上温度及び巻取温度の関係で規定される特定の条件で熱間圧延する。
請求項(抜粋):
スラブを熱間圧延し、得られた熱延板を酸洗することなく還元性ガス雰囲気中で熱処理した後、溶融亜鉛系めっきを施す溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法において、前記熱処理直前の段階で熱延板表面のスケール層にスケール層表面の合計長さで500cm/cm2以上のクラックを形成させておき、前記熱処理を500°C以上の温度で実施することによりスケール層の一部のみを還元することを特徴とする溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C23C 2/02 ,  B21B 45/00 ,  C23C 2/06 ,  C21D 9/46
FI (4件):
C23C 2/02 ,  B21B 45/00 B ,  C23C 2/06 ,  C21D 9/46 U

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