特許
J-GLOBAL ID:200903012109887556

木質建造物の軸組接合方法、接合構造および接合具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 犬飼 新平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-026059
公開番号(公開出願番号):特開平7-011708
出願日: 1994年01月27日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 技術を要せず、迅速に接合作業ができる。【構成】 主部材に対する主接合面に長さ方向に深い溝が設けられ、主部材を挟んで左右に延びた第1,第2横架材と、帯板がウェブとフランジからなるコ字状に屈曲され、フランジ部の先端側が重合し、根元側が三角筒状に屈曲され、フランジの先端付近の上面および下面の対称部分が仮置面、そこから中央側に切欠が設けられ、切欠は傾斜面、半円筒状面、立ち上がり面からなり、両切欠間に主孔、ウェブに複数の副孔、フランジの根元に窓が設けられ、かつ、副孔の位置は、上下反転したとき、それらが合致しない接合具と、主部材の孔を貫通して、両端において接合具のウェブ副孔に嵌合固定される副ボルトナットと、接合具の各切欠の半円筒状面内側を通って第1及び第2横架材を貫通した第1貫通棒と、接合具の各主孔を通って第1及び第2横架材を貫通した第2貫通棒を含むこと。
請求項(抜粋):
本体の一端、他端または中途に、左右側面で一体又は別体の段部を介して、または段部なしの平面状態で、接合部となり、該接合部の断面の左右に対向する2辺に貫通する孔が設けられてなる主部材と、前記主部材の前記接合部の1側面に接する主接合面を持ち、前記主接合面の水平方向中央部には長さ方向に深い溝が設けられてなり、前記主部材を挟んで左右に延びた第1,第2横架材と、帯板が長さ方向中央でウェブとフランジからなるコ字状に屈曲され、更に、フランジ部の先端側が互いに重合し、根元側が三角筒状を形成するように屈曲され、該フランジの先端付近の上面および下面の対称部分が仮置面、そこから中央側に切欠が設けられ、該切欠は傾斜面、半円筒状面および立ち上がり面からなり、前記両切欠間で上下対称位置に主孔が設けられ、前記ウェブに複数の副孔が設けられ、前記フランジの根元で前記副孔に近い部分に窓が設けられ、かつ、前記副孔の位置は、上下反転したとき、それらが合致しないように定められている接合具と、前記主部材の孔を貫通して、両端において前記接合具のウェブ副孔に嵌合固定される副ボルトナットと、前記接合具の各切欠の半円筒状面内側を通って前記第1および第2横架材を貫通した第1貫通棒と、前記接合具の各主孔を通って前記第1および第2横架材を貫通した第2貫通棒を含み、前記主部材の孔に前記副ボルトナットを貫通させ、その両端に前記接合具を挿通して固定し、前記第1,第2横架材に第1貫通棒を貫通して、これら横架材を大略水平に長く保持しながら下降させ、横架材の溝に前記接合具の端部を挿入して、前記第1貫通棒を前記接合具の仮置面に載せ、次いで前記傾斜面に案内させながら前記切欠内に落とし込み、次に、前記接合具の各主孔を通って前記第1および第2横架材に第2貫通棒を貫通することを特徴とする木質建造物の軸組接合方法。
IPC (2件):
E04B 1/26 ,  E04B 1/58 508

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