特許
J-GLOBAL ID:200903012111428470

引き裂きの開始を容易にする手段を備えたパウチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-166132
公開番号(公開出願番号):特開平5-178366
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 引き裂きの開始を容易にするために、所定の領域に弱化された封止縁部を有するパウチを提供すること。【構成】 ナイロン、ポリエステル、又はポリエチレン等のポリマ材料の一つ以上の層より成り或いは更に、金属箔の層を有する積層フィルムから形成された壁を有する食品用の密閉パウチ。このパウチ10は、引き裂きの開始を容易にするために所定の領域に弱化された封止縁部11を有する。弱化領域20は、パウチの一方の側縁部22に沿って延びる封止領域の僅かな部分に限定されており、このため、弱化領域を介して縁部から内側へ向けて引き裂くことによりパウチを開口できる。封止領域の残部は、そうした引き裂きに対して抗力を有しており、不必要な場所で誤って引き裂きが開始されるのを防いでいる。
請求項(抜粋):
それぞれの周縁部で互いに接合されて一対の側縁部、一対の端縁部、及び包囲された内部を画定し、少なくとも一つの材料の層より成る概して矩形の一対の壁と、前記側縁部の少なくとも一方に沿って延びる少なくとも一つの側部と、前記端縁部の少なくとも一方に沿って延びる少なくとも一方の端部とを有する封止領域と、を備えたパウチにして、前記側部が、前記端部の一方に隣接した前記側縁部から内側に向けて延びる弱化領域を有し、前記側縁部から弱化領域を介して内側へ引き裂くことにより、前記パウチを容易に開口できるようにすると共に、そうした引き裂きに対して前記部分の残部が抗力を有するように、前記弱化領域を前記側部の小さな部分に限定し、前記弱化領域を、少なくとも一方の前記壁の少なくとも一方の層において複数の不連続線により画定したことを特徴とするパウチ。
IPC (2件):
B65D 75/62 ,  B65D 65/08

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