特許
J-GLOBAL ID:200903012111791680

画像データの補間演算方法およびその方法を実施する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074777
公開番号(公開出願番号):特開平9-265527
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 縦方向および横方向に延びるエッジ部については影響を与えることなく、斜め方向に延びるエッジ部について滑らかに、かつシャープにした拡大画像を得るように、画像データの補間演算を行う。【解決手段】 記憶手段20に記憶された1次画像データ(原画像データ)Sorg に基づいて、濃度勾配ベクトル設定手段32により標本点の濃度勾配をベクトルとして求め、このベクトルの大きさと積の値に応じて、エッジ延長方向判定手段33が斜め方向に延びるエッジ部を検出すると共にその延びる方向を判定して、領域分割手段34により単位格子を2つの三角領域に分割し、補間点が存在する側の三角領域の3つの原画像データに基づいて補間演算手段35が補間点の画像データを求める。
請求項(抜粋):
所定の間隔で格子状に配列された、画像を表す原画像データが定義された多数の標本点に基づいて、補間点の補間画像データを求める画像データの補間演算方法において、内部に前記補間点を含む単位格子を構成する4つの標本点の原画像データに基づいて、前記標本点の2つの配列方向ごとの濃度勾配ベクトルを各別に求め、該2つの濃度勾配ベクトルの大きさに応じて、前記画像における濃度差の大きいエッジ部の延びる方向が前記2つの配列方向、または前記単位格子の対角方向のうちいずれの方向であるかを判定し、前記エッジ部の延びる方向を前記対角方向であると判定したときのみ、さらに前記2つの濃度勾配ベクトルの積の値に応じて、前記エッジ部の延びる方向が2つの対角方向のうちいずれの対角方向であるかを判定し、該判定結果に基づいて前記単位格子を前記エッジ部を境界とする2つの三角領域に分割し、該2つの三角領域のうち前記補間点が含まれる側の三角領域を構成する3つの標本点の原画像データに基づいて、前記補間点の補間画像データを求めることを特徴とする画像データの補間演算方法。
IPC (3件):
G06T 3/40 ,  H04N 1/405 ,  G06T 5/00
FI (3件):
G06F 15/66 355 C ,  H04N 1/40 B ,  G06F 15/68 310 J

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