特許
J-GLOBAL ID:200903012114852159

冷却サイクルの三層分離器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-203513
公開番号(公開出願番号):特開2000-035251
出願日: 1998年07月17日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】 蒸発器に至る冷媒からオイル成分を分離すると共に、蒸発器への液相冷媒の供給割合を向上させる三層分離器を提供する。【解決手段】 この三層分離器は、ケース内に、放熱器からの高圧冷媒が供給される第1の室と、該第1の室を絞り手段を介して連通され、該絞り手段によって中間圧まで減圧された冷媒が供給される第2の室とを画成すると共に、第1の室ではオイル分離手段によってオイルを分離し、第2の室では気液分離手段によって気相冷媒と液相冷媒とに分離し、オイル及び気相冷媒はコンプレッサに戻し、液相冷媒を膨張弁に送出する構成を有する。
請求項(抜粋):
コンプレッサ、放熱器、膨張手段及び吸熱器によって少なくとも構成される冷却サイクルにおいて、前記放熱器と連通する冷媒流入口、前記コンプレッサのオイル溜まりと連通するオイル送出口、前記コンプレッサの吸入側と連通する気相冷媒送出口、及び膨張弁と連通する液相冷媒送出口が形成されるケースと、該ケース内に画成され、前記冷媒流入口から流入する冷媒から含有されたオイルを分離するオイル分離手段を有し、該分離されたオイルをコンプレッサに送出するオイル送出口と連通する第1の室と、前記ケース内に画成され、前記第1の室と絞り手段を介して連通すると共に、該絞り手段によって気液混合状態となる所定の圧力まで減圧される冷媒の気液分離を行う気液分離手段を有し、気液分離された液相冷媒を膨張手段に送出する液相冷媒送出口及び気液分離された気相冷媒をコンプレッサに送出する気相冷媒送出口と連通する第2の室とを具備することを特徴とする冷却サイクルの三層分離器。
IPC (2件):
F25B 1/00 395 ,  F25B 9/00
FI (2件):
F25B 1/00 395 Z ,  F25B 9/00 Z

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