特許
J-GLOBAL ID:200903012123024927

内燃機関用捩り振動ダンパ給油装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長屋 二郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037186
公開番号(公開出願番号):特開平5-202986
出願日: 1992年01月28日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、作動油の粘性減衰を利用する方式による内燃機関用クランク軸の捩り振動ダンパにおいて、作動油の供給のための所要部品が少数で済み、構成も簡易で且つ機関の全長を短縮可能であり、その整備作業が容易で工数の減小が可能であるような給油装置を提供するにある。【構成】 本発明の内燃機関用クランク軸の捩り振動ダンパ給油装置では、クランク軸13の自由端近傍のクランクケースに捩り振動ダンパ用給油管9が配設され、該給油管はクランク軸の外周に装着されているクランク軸用の給油リング10に配管されている。作動油は該給油リング10から、クランク軸13にまず半径方向に続いて軸方向へと連通して穿孔されているクランク軸給油穴11へ流通し、更に該給油穴と連通しているダンパ用の給油リング2の半径方向の流路を経由して捩り振動ダンパ1に供給される。
請求項(抜粋):
作動油の粘性を利用した捩り振動ダンパにおいて;機関のクランクケースに設けられ前記ダンパへの作動油の供給管路である捩り振動ダンパ用給油管(9)と;クランク軸の外周に装着され前記給油管と連通すると共にクランク軸の外周面まで達する半径方向の作動油流路が穿設されたクランク軸用の給油リング(10)と;該給油リングの作動油出口において、給油リング又はクランク軸の少なくとも一方に周方向に設けられた油溝(14)と;該油溝を経由して作動油の流路を形成するようにまず半径方向つづいて軸方向にクランク軸の自由端まで連通して穿設されたクランク軸給油穴(11)と;該給油穴と連通し作動油の捩り振動ダンパへの供給流路が半径方向に穿設されたダンパ用の給油リング(2)とを有してなる内燃機関の捩り振動ダンパ給油装置。

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