特許
J-GLOBAL ID:200903012124636020

脱硝制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-298605
公開番号(公開出願番号):特開平8-155267
出願日: 1994年12月01日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 脱硝反応プロセスの非線形反応特性を考慮して制御性の向上を図り制御性の良好な脱硝制御装置を提供する。【構成】 フィードバック制御系とフィードフォワード制御系とを有し、脱硝プロセス部(18)に対しアンモニア注入量指令値(Q39)を送出する脱硝制御装置において、フィードフォワード制御系に、窒素酸化物発生量計算値(Q21)に、窒素酸化物排出量設定値(Q34)を用いて、脱硝反応プロセスの非線形性を補償するための補正を加える非線形補償手段(210)を設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
窒素酸化物を含む発電プラントの燃焼排ガスにアンモニアを注入し触媒の作用下で窒素ガスおよび水蒸気に分解する脱硝プロセス部に対してアンモニア注入量指令値を与える脱硝制御装置であって、燃焼器に供給される燃料流量および空気流量に基づいて窒素酸化物発生量計算値を求める窒素酸化物発生量計算手段と、前記窒素酸化物発生量計算値に、窒素酸化物排出量設定値を用いて、脱硝プロセス部における脱硝反応プロセスの非線形性を補償するための補正を加えフィードフォワード量として出力する非線形補償手段と、前記脱硝プロセス部の出側の排ガス中に含まれる未反応残留窒素酸化物量の窒素酸化物排出量設定値に対する偏差に制御演算を加えフィードバック量として出力する制御演算手段と、前記非線形補償手段によって求められたフィードフォワード量と前記制御演算手段によって求められたフィードバック量との和を求め、前記脱硝プラントに対しアンモニア注入量指令値として送出する加算手段とを備えた脱硝制御装置。
IPC (6件):
B01D 53/94 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/86 ZAB ,  G05B 11/32
FI (4件):
B01D 53/36 101 A ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 129 E ,  B01D 53/36 ZAB

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