特許
J-GLOBAL ID:200903012131660751

自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-266150
公開番号(公開出願番号):特開平11-101314
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】コンパクト性を確保しながら、しかも応答性を更に一層良好に確保する。【解決手段】入力軸に連結されたドラム部材24の小径側筒状部24bの外周面に、後進段用の第2サーボピストン23の小径側筒状部23bが油密にかつ軸方向に摺動可能に配設され、また大径側筒状部23aがドラム部材24の大径側筒状部24aの内周面に、油密にかつ軸方向に摺動可能に配設されている。また、前進発進段用の第1サーボピストン22の小径側筒状部22bが入力軸2の外周面に油密にかつ軸方向に摺動可能に配設され、また第1サーボピストン22の大径側筒状部22aが第2サーボピストン23の大径側筒状部23aの内周面に、油密にかつ軸方向に摺動可能に配設されている。こうして、第1および第2サーボピストン22,23はダブルピストン構造を構成している。
請求項(抜粋):
複数の回転要素を有するプラネタリギヤユニットおよびこれらの複数の回転要素をそれぞれ係合または係止させる複数の摩擦係合要素を有する自動変速機構を備えた自動変速機において、前記摩擦係合要素は、前進段時に係合する第1変速段用摩擦係合要素と後進段時に係合する第2変速段用摩擦係合要素とを備え、更に、前記第1変速段用摩擦係合要素を係合する第1サーボピストンと、有底筒状に形成され、かつ前記第2変速段用摩擦係合要素を係合する第2サーボピストンと、有底筒状に形成され、かつ底部がこれを貫通する自動変速機の入力軸に連結、固定されたドラム部材とを備え、前記第1サーボピストンは、この第1サーボピストンを摺動可能に貫通する部材の外周面と前記第2サーボピストンの筒状部の内周面との間で、油密にかつ摺動可能に設けられているとともに、前記第2サーボピストンは、この第2サーボピストンの底部を摺動可能に貫通する部材の外周面と前記ドラム部材の筒状部の内周面との間で、油密にかつ摺動可能に設けられ、更に、前記第2サーボピストンの作動圧は、前記第1サーボピストンの作動圧より高く設定されていることを特徴とする自動変速機。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-341642
  • 特開平2-089836
  • タンデム型油圧クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-195186   出願人:本田技研工業株式会社
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審査官引用 (2件)
  • 特開平4-341642
  • 特開平2-089836

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