特許
J-GLOBAL ID:200903012131739501
遠心式血液ポンプ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
向山 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-069426
公開番号(公開出願番号):特開平11-244377
出願日: 1998年03月03日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 消費電力の低減が可能な遠心式血液ポンプ装置を提供する。【解決手段】 遠心式液体ポンプ装置1は、ハウジング20と、ハウジング20内で回転するインペラ21と、インペラ21の磁性体25を吸引するための磁石33を備えるロータ31と、ロータ31を回転させるモータ34と、インペラ21の磁性部材28を吸引するための電磁石41を備える。ハウジング20は、上面の中央付近よりほぼ垂直に突出する血液流入ポート22と、血液流入ポート22の開口端により形成された血液流入口51と連続し、かつ内径が9mm以下の血液流入部52、血液室24、血液流出ポート23を備える。電磁石41は、血液流入部52に隣接しかつ血液流入部を形成する内壁(筒状体20bの内壁)との距離が1.5mm以下となるようにハウジング20内に収納されている。
請求項(抜粋):
ハウジングと、内部に磁性体および磁性部材を備え、前記ハウジング内で回転し、回転時の遠心力によって血液を送液するインペラを有する遠心式血液ポンプ部と、該遠心式血液ポンプ部の前記インペラの磁性体を吸引するための磁石を備えるロータと、ロータを回転させるモータを備えるインペラ回転トルク発生部と、前記インペラの磁性部材を吸引するための電磁石を備えるインペラ位置制御部を備え、前記ハウジングに対して前記インペラが非接触状態にて回転する遠心式血液ポンプ装置であって、前記ハウジングは、該ハウジングの上面の中央付近よりほぼ垂直に突出するように設けられた血液流入ポートと、該血液流入ポートの開口端により形成された血液流入口と連続し、かつ内径が9mm以下の血液流入部と、該血液流入部と連通する血液室と、該血液室と連通する血液流出ポートとを備え、前記電磁石は、前記血液流入部に隣接しかつ該血液流入部を形成する内壁との距離が1.5mm以上となるように前記ハウジング内に収納されていることを特徴とする遠心式血液ポンプ装置。
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