特許
J-GLOBAL ID:200903012134907162

自動車用アンチ・スリップ・サブ・ブレーキ・システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-179225
公開番号(公開出願番号):特開平8-040222
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 通常のブレーキ操作による制動が困難な、タイヤスリップを伴うパニックブレーキ状態で自動的に作動して自動車を迅速かつ確実に制動することができる自動車用アンチ・スリップ・サブ・ブレーキ・システム(ASSB)を提供する。【構成】 車体の減速度を検出する減速Gセンサ2,ブレーキマスタシリンダ3の液圧を検出するブレーキ液圧センサ4からの各検出信号に基づいてタイヤスリップを伴うパニックブレーキ状態の発生を判断する電子制御ユニット6により、パニックブレーキ状態の発生時には自動的に電動モータ7がストッピングアーム8を下降揺動してその先端部の歯付き制動輪9を路面に圧接させ、歯付き制動輪9が所定の負荷トルクをもって路面に追従回転することで車体に制動力を付与する。またパニックブレーキ状態の解消時には自動的に電動モータ7がストッピングアーム8を上昇揺動してその先端部の歯付き制動輪9を路面上に退避させるようにした自動車用アンチ・スリップ・サブ・ブレーキ・システム。
請求項(抜粋):
路面に圧接する下降位置または路面上方に退避する上昇位置をとり得るように車体下に昇降自在に装備され、下降位置では所定の負荷トルクをもって路面に追従回転することで車体に制動力を付与する歯付き制動輪と、この歯付き制動輪を上昇位置または下降位置とさせる昇降装置と、車輪の回転速度を検出する車輪速度センサ,車体の減速度を検出する減速Gセンサ,ブレーキマスタシリンダの液圧を検出するブレーキ液圧センサからの各検出信号に基づいてタイヤスリップを伴うパニックブレーキ状態の発生,解消を判断し、パニックブレーキ状態の発生時には上記歯付き制動輪を下降位置とし、パニックブレーキ状態の解消時には上記歯付き制動輪を上昇位置とするように上記昇降装置の作動を制御する電子制御ユニットとを備えたことを特徴とする自動車用アンチ・スリップ・サブ・ブレーキ・システム。
IPC (2件):
B60T 1/14 ,  B60T 7/12

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