特許
J-GLOBAL ID:200903012147680710

燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-183242
公開番号(公開出願番号):特開平5-005471
出願日: 1991年06月27日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 一つのノズルで、負荷に応じて噴孔数を可変とし、軽負荷時におけるNOX低減並びに高負荷時における黒煙低減を図り、且つコストダウンを図る。【構成】 主ニードル5が嵌挿されたノズルボディ4先端部に、複数の主噴孔8と複数の副噴孔9とを設け、主ニードル5先端部に、主ニードル5閉位置において各副噴孔9と主ニードル5内の副加圧シリンダ室3とを連通し得る連通孔18を設け、副加圧シリンダ室3に、閉位置において連通孔18を閉塞し得る副ニードル6を嵌挿し、主、副加圧シリンダ室2,3と夫々連通する主、副供給路11,12に、燃料噴射ポンプ1に接続された圧送管15から分岐する主、副分岐圧送管16,17を接続し、分岐部に切換弁14を設ける。
請求項(抜粋):
主加圧シリンダ室と該主加圧シリンダ室より小径の先端噴射室とを有するノズルボディに、閉位置において前記主加圧シリンダ室と先端噴射室とを遮断し得る主ニードルを軸線方向に摺動自在に嵌挿し、前記ノズルボディの先端部に、前記先端噴射室に常に開口する複数の主噴孔を穿設すると共に、前記ノズルボディの主ニードルのバルブ部との接触部に、複数の副噴孔とを穿設し、前記主ニードル内に副加圧シリンダ室を形成すると共に、主ニードルの先端部に、主ニードル閉位置において前記各副噴孔と副加圧シリンダ室とを連通せしめ得る複数の連通孔を穿設し、前記主ニードル内の副加圧シリンダ室に、閉位置において前記連通孔を閉塞し得る副ニードルを軸線方向に摺動自在に嵌挿し、前記主、副ニードルを閉方向に付勢するスプリングを設け、前記ノズルボディに、前記主加圧シリンダ室と連通する主供給路と、前記主ニードルに穿設された供給孔を介して副加圧シリンダ室と連通する副供給路とを形成し、燃料噴射ポンプに接続された圧送管から主分岐圧送管と副分岐圧送管を分岐させ、前記主分岐圧送管と主供給路を、副分岐圧送管と副供給路を夫々接続し、前記圧送管の分岐部に切換弁を設けたことを特徴とする燃料噴射ノズル。

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