特許
J-GLOBAL ID:200903012148770682

高塩化物平板状粒子写真乳剤の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235513
公開番号(公開出願番号):特開平6-194766
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 平板上粒子を形態学的に安定にし、写真実用性を高める。【構成】 {111} 主面を有する形態学的に不安定な平板状粒子が全粒子投影面積の50パーセントより多くを占め、そして少なくとも50モルパーセントの塩化物(銀に対して)を含み、平板状粒子は粒子に吸着しかつ平板状粒子を形態学的に安定にする少なくとも一種の2-ヒドロアミノアジンの存在下で形成される、ハロゲン化銀粒子およびゼラチン-解こう剤分散媒体を含んで成る乳剤生成工程、および平板状粒子の表面に写真的に有用な化合物を吸着する工程、を含んで成る写真乳剤の調製方法。
請求項(抜粋):
写真使用のための乳剤を調製するためのものであって、(1){111}主面を有する形態学的に不安定な平板状粒子が全粒子投影面積の50パーセントより多くを占めかつ少なくとも50モルパーセントの塩化物(銀に対して)を含み、そして平板状粒子が平板状粒子に吸着しかつ平板状粒子を形態学的に安定にする少なくとも一種の2-ヒドロアミノアジンの存在下で形成されるハロゲン化銀粒子およびゼラチン-解こう剤分散媒体から成る乳剤を生成し、そして(2)平板状粒子の表面に写真的に有用な化合物を吸着すること、を含んで成り、(a)前記平板状粒子が、吸着した2-ヒドロアミノアジンの存在下で平板状粒子の一以上のコーナーに銀塩を選択的に沈着することによって平板状ホストおよびエピタキシャル部分から成る複合粒子に変換され、前記エピタキシャル部分が複合粒子の20モルパーセント(全銀に対して)よりも少なく、そして塩化物イオンが前記エピタキシャル部分中に前記平板状ホスト部分の塩化物イオン濃度の2/3濃度範囲まで存在し、(b)吸着した2-ヒドロアミノアジンがプロトン化され、そしてこれによって平板状粒子の表面から分散媒体中に放出され、(c)放出された2-ヒドロアミノアジンが、平板状粒子表面上で、形態学的安定剤として機能することができる写真的に有用な化合物の吸着により置き換えられ、そして(d)放出された2-ヒドロアミノアジンが分散媒体から除去される、写真乳剤の調製方法。
IPC (3件):
G03C 1/015 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/07

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