特許
J-GLOBAL ID:200903012149939540

ハイブリッド自動車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-140011
公開番号(公開出願番号):特開平11-336579
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】バッテリの蓄電量がジェネレータ・モータを駆動できないほど低下したときに、非常用モータ等の特別の装備を利用することなくエンジンの始動を行うことができ、走行を直ちに行うことができ、しかもエンジン始動までの時間を短くする。【解決手段】エンジン1により駆動されるジェネレータ・モータ11によって、バッテリ3の充電が行われる。エンジン1の始動の際、バッテリ3からの電力供給を受けるジェネレータ・モータ11によってエンジン1のクランキングが行われる。バッテリ3の蓄電量が、ジェネレータ・モータ11を駆動できないほど低下したとき、バッテリ3からの電力供給を受けるモータ2による走行を行い、所定車速以上となって走行車両の運動エネルギが大きくなったときに、ブレーキのタイミングでもってモータ2での回生を行い、回生エネルギを直接ジェネレータ・モータ11に供給して、エンジン1のクランキングを行う。
請求項(抜粋):
燃料を燃焼させて駆動力を得るエンジンと、バッテリからの電力供給を受けて駆動力を得るモータとを併用して走行するハイブリッド自動車の制御装置において、エンジンにより駆動されて前記バッテリに充電を行うためのジェネレータとしての機能と、該バッテリからの電力供給を受けてエンジンをクランキングさせるためのスタータモータとしての機能とを有するジェネレータ・モータと、前記バッテリの蓄電量が所定値以下であることを検出する蓄電量検出手段と、前記蓄電量検出手段により前記バッテリの蓄電量が所定値以下であることが検出されたとき、エンジンの始動を中止させつつモータによる走行を行わせ、モータによる走行中に所定タイミングで該モータの回生を行って、該回生により得られる電力をバッテリへの蓄電に優先して前記ジェネレータ・モータに供給してエンジンをクランキングさせてエンジンを始動させる非常時制御手段と、を備えていることを特徴とするハイブリッド自動車の制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/02 ,  F02D 29/02 321 ,  B60L 11/14 ,  F02N 11/04
FI (4件):
F02D 29/02 D ,  F02D 29/02 321 B ,  B60L 11/14 ,  F02N 11/04 D

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