特許
J-GLOBAL ID:200903012152101752

有利なグリコシル化プロフィルを有する組換えヒトエリスロポエチン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-508791
公開番号(公開出願番号):特表2001-514851
出願日: 1998年08月26日
公開日(公表日): 2001年09月18日
要約:
【要約】エリスロポエチンの主要な構造的な立体配置の一部か全部と生物学的活性をもっていて、改変されたグリコシル化プロフィルのため改良された生体内の半減期と生体活性を持っているポリペプチドが記載されている。また、真核宿主細胞におけるDNA塩基配列の発現を可能とする調節要素に有効に連結された前述のポリペプチドのアミノ酸配列をコードするDNA配列、およびそのようなDNA配列を包括するベクターが提供される。さらに、前述のDNA配列を含む宿主細胞および前述のポリペプチドの生産のためのそれらの用途が記載されている。本発明のポリペプチド、DNA配列またはベクターを包含する医薬および診断組成物が提供される。エリスロポエチンの不足によって引き起こされるすべての種類の貧血を処置するための医薬組成物の調製のための前述のポリペプチド、DNA配列およびベクターの使用も記載されている。
請求項(抜粋):
骨髄細胞に、網状赤血球と赤血球の生産を増加させ、かつヘモグロビン生合成または鉄の取込みを増加させる生物学的性質を有する、エリスロポエチンの主要な構造的な立体配置の一部か全部を持っているポリペプチドであって、該ポリペプチドが外来DNA配列の真核生物での発現の産物であり、そして以下の生理化学的性質を持っているポリペプチド。 (i) そのアミノ酸配列はSEQ ID No.1で与えられたアミノ酸配列、またはコンセンサスN-連結グリコシル化部位の少なくとも一つがコンセンサスN-連結グリコシル化部位以外のものに修飾されているSEQ ID No.1で与えられたアミノ酸配列のアミノ酸の欠失、置換、挿入、付加および(または)変換によるいずれかの断片またはその誘導体を含む; (ii) それはグリコシル化されている; (iii) N-グリカン構造の5%より多くが硫酸化される;そして (iv) N-グリコシル化部位の数に対する総N-グリカン電荷Zの比率Z*は170より大である。
IPC (10件):
C12N 15/09 ZNA ,  A61K 31/7088 ,  A61K 38/00 ,  A61K 38/22 ,  A61K 48/00 ,  A61P 7/06 ,  A61P 43/00 111 ,  C07K 14/505 ,  C12N 5/10 ,  C12P 21/02
FI (10件):
A61K 31/7088 ,  A61K 48/00 ,  A61P 7/06 ,  A61P 43/00 111 ,  C07K 14/505 ,  C12P 21/02 C ,  C12N 15/00 ZNA A ,  A61K 37/02 ,  A61K 37/24 ,  C12N 5/00 B
引用文献:
前のページに戻る