特許
J-GLOBAL ID:200903012155096938

作動油タンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-334464
公開番号(公開出願番号):特開平8-170601
出願日: 1994年12月19日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 リターン口を介してタンク本体内に環流してくる戻り油中からエアを脱泡し、作動油中にエアが混入するのを防止する。【構成】 複数の脱泡穴8,8,...が穿設された邪魔板6を、リターン口3の垂直管部5内に上下方向に延びるように配設し、垂直管部5の壁面5Aには室7B側に位置し、各脱泡穴8を通過した戻り油(作動油S)が壁面5Aに衝突するように、各脱泡穴8と互い違いとなる位置に複数の排出穴9,9...を穿設する。これにより、リターン口3からタンク本体1内に流入してくる戻り油(作動油S)から効率的にエアを脱泡でき、この作動油S中にエアが混入するのを効果的に防止できる。
請求項(抜粋):
作動油を収容するタンク本体と、該タンク本体に設けられ、該タンク本体内の作動油を油圧ポンプに吸込ませるサクション口と、該サクション口から離間して前記タンク本体の上部側に設けられ、油圧アクチュエータからの戻り油を前記タンク本体内にリターンさせるリターン口とからなる作動油タンクにおいて、前記リターン口は、基端側が前記タンク本体外に開口し、前記戻り油をタンク本体内に流入させる第1管部と、該第1管部の先端側に上下方向に延びるように配設された第2管部とから構成し、該第2管部には、前記第1管部からの戻り油が衝突するように、該第2管部内を上下方向に延び、前記戻り油中に混入したエアを戻り油から分離させる複数の第1分離穴を有した邪魔板を設け、かつ前記第2管部には、該邪魔板の各第1分離穴とは互い違いとなる位置に穿設され、前記戻り油中から分離されたエアを前記作動油の液面上でタンク本体内に排出させる複数の第2分離穴を設けたことを特徴とする作動油タンク。

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