特許
J-GLOBAL ID:200903012159507533

熱転写式プリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-344373
公開番号(公開出願番号):特開平10-181054
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】複雑な専用機構を伴わずに印刷中断後のインクリボンと用紙とを自動的に分離する熱転写式プリンタを提供する。【解決手段】電源が投入されたときセンサA22及びセンサB23のいずれか一方又は両方が用紙27を検知すると印刷中断後の紙詰まりであると判断する。もし印字ヘッド17が非印字位置にあるときはヘッド支持部材17-2を下方へ印字位置まで回動させて印字ヘッド17でインクリボン26をプラテン25に押圧し、印字ヘッド17の先端部17-4と巻取りローラ29a間に印刷時と同様にインクリボン26を急角度θの傾斜で張設する。搬送方向下流側でインクリボン26に当接する印字ヘッド17の端部17-4から発熱素子17-3までの距離3mmだけ用紙27を送ると共に印字ヘッド17の発熱素子17-3を全く発熱させずに巻取りローラ29aを駆動して、用紙の搬送距離よりもやや長い5mmだけインクリボン26を巻き取る。
請求項(抜粋):
インクリボンを巻き取る巻取り手段と、被印字媒体を移送する移送手段と、前記インクリボンと前記被印字媒体とを間に介して相対的に押圧・離隔する印字ヘッドとプラテンとを備え、前記巻取り手段による巻き取りと前記移送手段による移送とにより前記インクリボンと前記被印字媒体とを印字方向へ移動させながら前記印字ヘッドが前記インクリボンと前記被印字媒体とを前記プラテンに押圧して発熱素子を発熱させ前記被印字媒体に前記インクリボンのインクを転写して印刷を行う熱転写式プリンタにおいて、前記印刷が中断されたことを検出する印刷中断検出手段と、該印刷中断検出手段により印刷中断が検出されたとき前記印字ヘッドの発熱素子を発熱させずに前記インクリボンを所定量巻き取ると共に前記印字ヘッドと前記プラテン間に位置する前記被印字媒体を移送するよう制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする熱転写式プリンタ。
IPC (3件):
B41J 2/325 ,  B41J 11/42 ,  B41J 33/14
FI (3件):
B41J 3/20 117 A ,  B41J 11/42 A ,  B41J 33/14

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