特許
J-GLOBAL ID:200903012160748242

X線管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 利之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-153009
公開番号(公開出願番号):特開2007-323964
出願日: 2006年06月01日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】対陰極上の複数の領域に対してそれぞれ別個の陰極から電子ビームを照射するようにしたX線管において,X線の波長や焦点寸法を容易に切り換えることができて,かつ,上述の複数の領域の中心間距離を小さくできるとともに,X線管の寸法もあまり大きくならないようにする。【解決手段】回転対陰極10は材質の異なる第1領域16と第2領域18を備えている。電子銃組立体12は第1電子銃22と第2電子銃24を備えている。電子銃組立体12を回転させると,第1電子銃22の第1陰極28が第1領域16に対向する姿勢(第1姿勢)と,第2電子銃24の第2陰極34が第2領域18に対向する姿勢(第2姿勢)とを切り換えることができる。第1姿勢にあるときは,第1陰極28から電子ビームが照射され,第1領域16からX線が発生する。第2姿勢にあるときは,第2領域18からX線が発生する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1領域および第2領域を備える対陰極と,前記第1領域に衝突する第1電子ビームを放出する第1陰極を備える第1電子銃および前記第2領域に衝突する第2電子ビームを放出する第2陰極を備える第2電子銃を有する電子銃組立体とを有するX線管において, (ア)前記第1電子ビームと前記第2電子ビームは実質的にひとつの平面内にあり, (イ)前記電子銃組立体は前記平面に垂直な回転中心線の周りに回転可能であり, (ウ)前記電子銃組立体は,前記回転中心線の周りに回転することで,前記第1陰極が前記第1領域に対向する第1姿勢と,前記第2陰極が前記第2領域に対向する第2姿勢との間で,その姿勢が切り換え可能である, ことを特徴とするX線管。
IPC (2件):
H01J 35/06 ,  H01J 35/10
FI (3件):
H01J35/06 L ,  H01J35/10 C ,  H01J35/10 H
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特開平1-161645号公報
  • 異種波長X線を発生可能なX線発生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-023596   出願人:理学電機株式会社
  • 特開平4-188552号公報
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