特許
J-GLOBAL ID:200903012161472208
ポケット構造を持つ使い捨ておむつの製造法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
芦田 直衛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-354692
公開番号(公開出願番号):特開平6-181948
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 着用時の蒸れが低減され、また装着時の肌触りを良好にし、かつ装着時にはガサガサ音を発しないたポケット構造を持つ使い捨ておむつ得る。また、股ぐりのトリミングカットで発生する材料ロスが無くなり、トリミングカットした材料をポケット構造形成用の部材としてそのまま利用できる使い捨ておむつ得る。【構成】 製品幅より広い幅で組み立てたサイドフラップ部分をS字形状あるいは波型をなす切り込みを入れてトリミングカット後、残された外側の部材である両耳部12はポケット形成部材として、表面シートの上に重なるようにシート本体に対して1/2サイクル位相をずらせ、かつ本体の中央部に幅寄せした後接着する。
請求項(抜粋):
下記A〜Fの工程からなることを特徴とするポケット構造を持つ使い捨ておむつの製造法。A:完成製品幅よりも幅広でかつ通気性を有するバックシートと、前記バックシートよりも幅の狭い液不透過性の防漏シートと、少なくとも前記バックシートと防漏シートの幅方向の寸法差に相当する幅を有する疎水性の表面シートをそれぞれの巻取りから繰り出す工程。B:前記液不透過性防漏シートと通気性を有するバックシートとを長手方向軸線上で互いに重ね合わせて接着し、かつ液不透過性の防漏シートの上に液透過性表面材で上表面を被覆した吸収性芯体を前記軸線に沿って所定の間隔で接着する工程。C:前記疎水性の表面シートを前記バックシートの上に重なるように左右に振り分けて前記吸収性芯体の両側部に貼り重ね、かつその両シートの間に股ギャザー形成用伸縮弾性体と、ポケットギャザー形成用伸縮弾性体とを伸長状態でシートの長手方向軸線に沿ってほぼ平行に接着する工程。D:貼り重ねてある前記表面シートとバックシートとを前記股ギャザー形成用伸縮弾性体とポケットギャザー形成用伸縮弾性体との間においてトリミングカットし、かつその切断線がほぼS字形状をなすようにトリミングカットしておむつの股ぐり部を形成する工程。E:トリミングされた両耳部を耳部を除いたシート本体に対して1/2サイクル位相をずらせ、かつおむつの中央部に幅寄せ移動して疎水性の表面シートに重なるように吸収体の上に固定してポケットを形成する工程。F:前記シート材の長手方向軸線と直交する線に沿って隣接する吸収体間を切断する工程。
IPC (2件):
FI (2件):
A41B 13/02 S
, A41B 13/02 F
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