特許
J-GLOBAL ID:200903012161937910

摩擦撹拌接合法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-171335
公開番号(公開出願番号):特開平11-010368
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 2個の接合部材の突合せ部に回転するプローブを挿入し、プローブとの接触部を摩擦熱にて軟化させ撹拌しながら、プローブを挿入状態で移動させることにより両接合部材を突合せ接合する摩擦撹拌接合法において、溶接不良のない高品位の接合品を得ること。【解決手段】 板状の位置決め部20b とこれに断面T状をなして連設された鍔部20a とを備えた接合補助材20を、その位置決め部20b が両接合部材1,2 の突合せ部3に介在配置され、鍔部20a が両接合部材の突合せ部3を跨ぎかつ接合部材1,2 のプローブ挿入側の面に沿うように配置する。プローブ12をこの接合補助材の鍔部20a 及び位置決め部20b に接触させる態様にして挿入し、摩擦熱にて両接合部材1,2 とともにこれらを軟化させることにより、両接合部材の突合せ部3に形成された間隙4に、この軟化された接合補助材の鍔部20a 素地を充填しながら、両接合部材を突合せ接合する。
請求項(抜粋):
2個の接合部材(1)(2)を突き合わせるとともに、突合せ部(3)又はその近傍に回転するプローブ(12)を挿入し、プローブとの接触部を摩擦熱にて軟化させ撹拌しながら、プローブ(12)を挿入状態で突合せ部(3)に沿って相対的に移動させることにより両接合部材(1)(2)を突合せ接合する摩擦撹拌接合法において、板状の位置決め部(20b )とこれに断面T状をなして連設された鍔部(20a )とを備えた接合補助材(20)を、その位置決め部(20b )が両接合部材(1)(2)の突合せ部(3)に介在配置され、鍔部(20a )が両接合部材(1)(2)の突合せ部(3)を跨ぎかつ接合部材(1)(2)のプローブ挿入側の面に沿うように配置し、前記プローブ(12)をこの接合補助材(20)の鍔部(20a )及び位置決め部(20b )に接触させる態様にして挿入し、摩擦熱にて両接合部材(1)(2)とともにこれらを軟化撹拌させることにより、両接合部材(1)(2)を突合せ接合することを特徴とする摩擦撹拌接合法。
IPC (3件):
B23K 20/12 ,  B23K 20/26 ,  B23K 37/04
FI (4件):
B23K 20/12 Z ,  B23K 20/12 A ,  B23K 20/26 ,  B23K 37/04 J
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る