特許
J-GLOBAL ID:200903012168564469

地絡方向判定方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西脇 民雄 (外1名) ,  西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-101717
公開番号(公開出願番号):特開2003-294806
出願日: 2002年04月03日
公開日(公表日): 2003年10月15日
要約:
【要約】【課題】 地絡事故点の方向を正確に判定することができる地絡方向判定方法およびその方法を実施する地絡方向判定装置を提供する。【解決手段】 多相の送配電線11(11a、11b、11c)から検出された零相電圧Voおよび零相電流Ioに基づいて地絡の発生した地点Fが送配電線の零相電圧Voおよび零相電流Ioを検出した位置から電源側であるか負荷側であるかを判定する。零相電圧Voの基本波およびその高調波に位相変換を施すことにより、それらの位相を90度進める。また、零相電流Ioの基本波に位相変換を施すことにより、その位相を90度進める。位相が進められた零相電圧Vo′および零相電流Io′を相互に乗算して零相電力Poを求める。求められた零相電力Poを所定の期間で積分し、この積分値が正であるとき電源側で地絡が発生したと判定し、また積算値が負であるとき負荷側で地絡が発生したと判定する。
請求項(抜粋):
多相の送配電線から検出された零相電圧および零相電流に基づいて地絡の発生した地点が前記送配電線の前記零相電圧および零相電流を検出した位置から電源側であるか負荷側であるかを判定する方法であって、前記零相電圧の基本波およびその高調波に位相変換を施すと共に前記零相電流の基本波に位相変換を施すことにより、それらの位相を所定の角度ずらし、位相をずらした前記零相電圧と前記零相電流とを相互に乗算して零相電力を求め、該零相電力を所定の期間積分し、求められた積分値の正負の符号に応じて、地絡が発生した位置が電源側であるか負荷側であるかを判定することを特徴とする地絡方向判定方法。
IPC (2件):
G01R 31/08 ,  H02H 3/38
FI (2件):
G01R 31/08 ,  H02H 3/38 B
Fターム (12件):
2G033AA01 ,  2G033AB03 ,  2G033AC02 ,  2G033AD13 ,  2G033AF03 ,  2G033AF05 ,  2G033AG09 ,  2G033AG14 ,  5G058EE08 ,  5G058EF03 ,  5G058EG05 ,  5G058EH01

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