特許
J-GLOBAL ID:200903012172520620

クラウニング面形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-184529
公開番号(公開出願番号):特開平8-047823
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 機械部品等におけるクラウニング面の形成において、加工効率に優れ、滑らかなクラウニング面を得ることのできるクラウニング面形成方法を提供する。【構成】 被加工部材1の被加工面1aを大径エンドミルMで平面加工し(図3の(a))、平面加工後の被加工面1aを高周波誘導加熱用コイルCでオーステナイト化温度以上に加熱し(図3の(b))てオーステナイト組織とし、加熱後の被加工面1aを冷却ジャケット3からの水で急冷し(図3の(c))てマルテンサイト変態点以下まで冷却して焼き入れし、オーステナイトのマルテンサイト化による体積膨張を生じさせ、さらに被加工面1aを高周波誘導加熱用コイルCで加熱し(図3の(d))、加熱後の被加工面1aを冷却ジャケット3からの水で冷却し(図3の(e))て焼き戻しすることにより、被加工面1aを焼き入れ焼き戻しがされた曲面形状のクラウニング面とする方法とした。
請求項(抜粋):
鋼素材からなる被加工部材の被加工面にクラウニング面を形成するに際し、被加工面を大径のエンドミル等を用いて平面加工し、この被加工面の表面をオーステナイト化温度以上に加熱し、この加熱した被加工面を水や油等によりマルテンサイト変態点以下まで冷却し、この際に生ずるマルテンサイト化による被加工面の表層部の体積膨脹によってクラウニング面を得ることを特徴とするクラウニング面形成方法。
IPC (5件):
B23P 17/00 ,  C21D 1/10 ,  C21D 9/00 ,  C21D 9/32 ,  F16H 15/38
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-103057

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