特許
J-GLOBAL ID:200903012174916547

微粉水酸化カルシウムの製造方法および製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-337256
公開番号(公開出願番号):特開平9-227121
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 酸化カルシウムの消化により、微粉末で反応性が高い水酸化カルシウムを製造する。【解決手段】 原料の混合・撹拌・解砕能力の高い消化機中で、酸化カルシウムに複数のノズルから消化水を添加し、同時に反応物の温度を複数の箇処で測定して供給水量を調節することによって反応物の温度を100〜110°Cの範囲に維持し、急激な水和反応を抑制する。
請求項(抜粋):
消化機中で酸化カルシウムに水を加えて水和反応を行なうことにより水酸化カルシウムを製造する方法において、原料酸化カルシウムを消化機の一方の端に送給し、これを混合・撹拌・解砕しつつ他方の端に向けて移動させ、その移動経路上に設けた複数のノズルから水を供給するとともに反応物の温度を測定し、測定された温度にもとづいて各ノズルから供給する水量を調節することにより、反応物の温度を100〜110°Cの範囲内に維持しつつ水和反応を進め、かつ水和反応の発熱により発生した水蒸気を系外に排出することにより消化機内が加圧されることを防ぎ、水蒸気による水和を最小限に抑えるとともに反応物の温度の維持を容易にしつつ操業することを特徴とする微粉水酸化カルシウムの製造方法。
IPC (2件):
C01F 11/02 ,  C04B 2/04
FI (2件):
C01F 11/02 Z ,  C04B 2/04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-034542

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