特許
J-GLOBAL ID:200903012176021237
振動型ジャイロスコープ
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289009
公開番号(公開出願番号):特開平8-128833
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 コリオリ力を利用した振動型ジャイロスコープにおいて、コリオリ力を異なる方向への振動に変換でき、薄型の装置に実装できるようにする。【構成】 恒弾性金属の平板材10aに3個の弾性体11d,11e,11fが形成され、各弾性体の先端部上面に偏倚質量13が固定されている。圧電素子14と15により、各弾性体がX方向へ振動させられるが、両側の弾性体11d,11eと中央の弾性体11fとで±X方向への振動位相が逆になる。Z軸回りの回転系内では、両側の弾性体11d,11eと中央の弾性体11fとでY方向への逆の位相のコリオリ力が作用する。偏倚質量13によりコリオリ力は中心軸から偏った位置に作用し、その結果、両側の弾性体11d,11eと中央の弾性体11fとが、Z方向へ逆方向の位相にて曲げ振動する。この振動が圧電素子16と16aで検出され、板面に平行な回転系の角速度を検出できる。
請求項(抜粋):
弾性体と、弾性体を第1の方向へ変形振動させる駆動手段と、回転系内に置かれたときに弾性体に作用する前記第1の方向と直交する方向のコリオリ力を弾性体の中心軸に対し偏った位置に作用させて弾性体を変形振動させる偏倚質量と、前記弾性体の変形振動を検出する検出手段とが設けられていることを特徴とする振動型ジャイロスコープ。
IPC (2件):
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