特許
J-GLOBAL ID:200903012182844946

車両用シートのスライドロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-295845
公開番号(公開出願番号):特開2002-104030
出願日: 2000年09月28日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】【課題】 シートの位置調整及び固定保持をより簡便な操作によって確実に行い得る安価なな構成のスライドロック装置を提供する。【解決手段】 ロアレール1とロック部材3との間に、ロックオフ状態からロック状態への作動に伴うロック爪27のロック穴26への係入に先立って、ロック爪27がロック穴26に対応するように、ロアレール1とアッパーレール2とをそのスライド方向において位置決めする位置決め機構50を設ける。かかる構成とすることで、シートの位置調整後におけるロックオフ状態からロック状態への作動時には、ロック爪27のロック穴26への係入(即ち、ロック作動)に先立って、位置決め機構50によりロック爪27がロック穴26に対応するように位置決めが行われた後、ロック爪27のロック穴26への係入が行われ、確実にロック状態とされることから、シート使用上の安全性とシート位置調整操作の簡便性とが共に高められる。
請求項(抜粋):
車体側に固定されるロアレール(1)にその軸方向に所定ピッチで複数個のロック穴(26)を設ける一方、シート側に固定され且つ上記ロアレール(1)に対してその軸方向にスライド自在に嵌挿されるアッパーレール(2)側には上記ロック穴(26)に係入可能なロック爪(27)を備えたロック部材(3)を設け、該ロック部材(3)の上記ロアレール(1)に対する接近移動と離間移動とによって、上記ロック爪(27)が上記ロック穴(26)に係入したロック状態と上記ロック爪(27)が上記ロック穴(26)から離脱したロックオフ状態とを選択的に実現可能とした車両用シートのスライドロック装置であって、上記ロアレール(1)と上記ロック部材(3)との間に、上記ロックオフ状態からロック状態への作動に伴う上記ロック爪(27)の上記ロック穴(26)への係入に先立って上記ロック爪(27)が上記ロック穴(26)に対応するように上記ロアレール(1)とアッパーレール(2)とをそのスライド方向において位置決めする位置決め機構(50)が設けられていることを特徴とする車両用シートのスライドロック装置。
Fターム (4件):
3B087BA02 ,  3B087BB02 ,  3B087BC04 ,  3B087BC08

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