特許

J-GLOBAL ID：200903012183271818

超電導線およびその製造方法

発明者： 鈴木 保夫 ,  柴田 将之 ,  原 伸洋 ,  牧 直樹 ,  斉藤 敏雄
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 鵜沼 辰之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-136875
公開番号（公開出願番号）：特開平8-329746
出願日： 1995年06月02日
公開日（公表日）： 1996年12月13日
要約：

【要約】【目的】 超電導線から発生する熱を迅速に拡散し消滅させる構造の超電導線とその製造方法を提供する。【構成】 安定化母材に多数の超電導素線を挿入してある超伝導線3を囲む絶縁層2に熱伝導性と電気伝導性に優れた放熱材の薄肉パイプ1を被せ、機械的加工により薄肉パイプ1を伸ばしつつ、絶縁層2と放熱材1とを密着させる。超電導線3と放熱材1とを絶縁層2により電気的に絶縁し、超伝導コイルに卷回した場合、放熱材1同士を半田等で接合し固定できるようにした。【効果】 熱は、放熱材内を任意方向に迅速に逃げる構造となるので、拡散速度が大きく向上し、発生した熱をすべて放熱材1自身で迅速に拡散し消去できる。超電導装置の信頼性と性能が大幅に改善される。

請求項（抜粋）：

安定化母材に多数の超電導素線を挿入し前記安定化母材に絶縁層を被覆し伸線加工等を繰り返し所定の寸法に加工した超電導線と、前記超電導線に被せられ熱伝導性に優れた放熱材の薄肉パイプとからなり、機械的多段加工により前記薄肉パイプを前記超電導線とほぼ同じ長さの放熱被覆層に形成したことを特徴とする超電導線。

IPC (3件)：

H01B 12/16 ZAA ,  B21F 19/00 ZAA ,  H01B 13/00 561

FI (3件)：

H01B 12/16 ZAA ,  B21F 19/00 ZAA G ,  H01B 13/00 561 C