特許
J-GLOBAL ID:200903012183354004
回転速度検出装置付き車輪用軸受
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 雅士 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-135007
公開番号(公開出願番号):特開2002-328133
出願日: 2001年05月02日
公開日(公表日): 2002年11月15日
要約:
【要約】【課題】 外輪回転の車輪用軸受に使用できて、車輪検出装置を有しながら、部品点数、組立工数が少なくて済み、またコンパクトな構成で優れた密封性能が得られるものとする。【解決手段】 転動体3を介在させた内方部材1と外方部材2との間の端部環状空間にシール装置5を設ける。このシール装置5に磁気エンコーダ20を形成する。シール装置5は、第1および第2の環状のシール板11,12を有し、第1のシール板11は外方部材2に嵌合される。第1のシール板11の立板部11bに、磁性体粉が混入された弾性部材14が加硫接着され、磁極が形成されて磁気エンコーダ20を構成する。第2のシール板12は、立板部11bに摺接するサイドリップ16aと円筒部11aに摺接するラアジルリップ16c,16dとを一体に有する。第2のシール板12の円筒部12aと第1のシール板11の立板部11bの先端とは僅かな径方向隙間を持って対峙し、ラビリンスシール17を形成する。
請求項(抜粋):
内方部材および外方部材と、これら内外の部材間に収容される複数の転動体と、上記内外の部材間の端部環状空間を密封するシール装置と、上記外方部材の端部に同軸上に嵌合され、上記シール装置に磁性体粉が混入された弾性部材が固着されて、円周方向に交互に磁極が形成された磁気エンコーダとを備えた回転速度検出装置付き車輪用軸受において、上記シール装置は、上記内方部材および外方部材のうちの互いに異なる部材に取付けられた第1および第2の環状のシール板を有し、両シール板は、各々円筒部と立板部とでなる断面L字状に形成されて互いに対向し、第1のシール板は上記外方部材に嵌合され、その立板部は軸受外方側に配されると共に、この立板部に上記磁性体粉が混入された弾性部材が固着されて、この弾性部材は周方向に交互に磁極が形成され、第2のシール板は上記立板部に摺接するサイドリップと円筒部に摺接するラアジルリップとを一体に有し、この第2のシール板の円筒部と上記第1のシール板の立板部の先端とを僅かな径方向隙間を持って対峙させたことを特徴とする回転速度検出装置付き車輪用軸受。
IPC (7件):
G01P 3/487
, B60B 35/18
, B60T 8/00
, F16C 19/52
, F16C 33/78
, F16C 33/80
, F16C 41/00
FI (7件):
G01P 3/487 F
, B60B 35/18 C
, B60T 8/00 A
, F16C 19/52
, F16C 33/78 Z
, F16C 33/80
, F16C 41/00
Fターム (13件):
3D046BB08
, 3D046BB12
, 3D046HH36
, 3J016AA01
, 3J016BB03
, 3J016BB17
, 3J016CA06
, 3J101AA02
, 3J101AA43
, 3J101AA54
, 3J101AA62
, 3J101FA23
, 3J101GA03
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