特許
J-GLOBAL ID:200903012183824744
芳香族基を有する多環式アクリレート系重合体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-300757
公開番号(公開出願番号):特開平5-140232
出願日: 1991年11月15日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明では、光散乱性が極めて小さく透明性に優れるとともに、耐熱性、熱安定性、耐薬品性、耐溶剤性、誘導特性などの物理的および化学的性質に優れ、さらに特に剛性などの機械的特性にも優れて、特に光学用途に有用な、新規な多環式(メタ)アクリレート(共)重合体が提供される。【構成】(i) [A]一般式[I]で表される芳香族基を有する多環式(メタ)アクリレートから誘導される構成単位からなる多環式アクリレート系重合体:【化1】(式中X1 およびX2 のいずれか一方はアクリロイルオキシ基またはメタクリロイルオキシ基であり、他方は水素原子またはアルキル基である。)。(ii)[A]上記構成単位;5モル%以上、[B]ビニル基含有ラジカル重合性単量体構成単位;95モル%以下、[C]多官能ラジカル重合性単量体構成単位;3モル%以下からなる共重合体。
請求項(抜粋):
[A]一般式[I]で表される芳香族基を有する多環式(メタ)アクリレートから誘導される構成単位からなる多環式アクリレート系重合体:【化1】(式[I]において、pおよびqは0または1以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基およびアルコキシ基よりなる群から選ばれる原子もしくは基を表し、R9 およびR10が結合している炭素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素原子数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また、n=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよく、X1 およびX2 のいずれか一方は、下記式[X]で表わされるアクリロイルオキシ基またはメタクリロイルオキシ基であり、他方は水素原子またはアルキル基である。);【化2】(式中、Rは水素原子またはメチル基である)。
IPC (5件):
C08F 20/10 MLY
, C08F 20/30 MMC
, C08F212/06 MJW
, C08F216/14 MKY
, C08F220/28 MMV
引用特許:
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