特許
J-GLOBAL ID:200903012195157727

冷凍装置の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199917
公開番号(公開出願番号):特開平6-042850
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 複数の庫内ファンを備え、吹出温度により能力制御を行うようにした冷凍装置において、庫内ファンの異常に起因する制御性の悪化を防止する。【構成】 ケーシング内に複数の庫内ファンF1-1,...と蒸発器2iとを配置し、吹出温度センサTh2の検出値に応じて、冷凍装置の能力制御を行う。庫内ファンF1-1,...のいずれかが異常になると、フォトカプラPHC8 〜PHC11によりその異常を検出し、その出力を受けたときには、吸込温度センサTh1の検出値に応じて能力制御を行うよう制御パラメータを切換える。これにより、風の乱れによって不安定となる吹出温度センサTh2の検出値を使用する代わりに、吹出空気のショートサーキットにより低下した吸込温度センサTh1の検出値を使用して、庫内温度の過低下を防止する。特に、冷蔵モード運転では、積み荷の冷凍による品質の劣化を防止できる。
請求項(抜粋):
ケーシング内に、複数の庫内ファン(F1-1,...)と蒸発器(2i)とを配設してなる冷凍装置において、上記庫内ファン(F1-1,...)の空気吸込側に配置され、吸込空気の温度を検出する吸込温度センサ(Th1)と、上記庫内ファン(F1-1,...)の空気吹出側に配置され、吹出空気の温度を検出する吹出温度センサ(Th2)と、冷凍装置の運転時、上記吹出温度センサ(Th2)の検出値と庫内温度の制御目標値とを比較して、冷凍能力を制御する能力制御手段とを備えるとともに、上記庫内ファン(F1-1,...)の異常状態を個別に検出するファン異常検出手段(PHC8 〜PHC11)と、該ファン異常検出手段(PHC8 〜PHC11)の出力を受けたとき、上記能力制御手段への入力信号を吹出温度センサ(Th2)から吸込温度センサ(Th1)に切換える入力信号切換手段とを備えたことを特徴とする冷凍装置の運転制御装置。
IPC (3件):
F25D 11/00 101 ,  F25D 17/06 312 ,  G05D 23/19

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