特許
J-GLOBAL ID:200903012196477962

Rec支援DNAクローニング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-506784
公開番号(公開出願番号):特表平11-509423
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】配列特異的にDNAのクローニングおよび標識を行う。1以上の制限酵素によってDNAを消化させて、3’凹型末端を得る。大腸菌RecA蛋白ならびに消化断片の3’凹型末端に対して相補的な長さ約30〜60塩基のオリゴヌクレオチドを加えることで、所望の断片をDNAポリメラーゼよる延長から保護する。次に、RecAおよびDNAポリメラーゼを失活させ、3’凹型末端を有する所望の断片のみを残し、それを次に、相補的な3’凹型末端を含むベクターに連結する。
請求項(抜粋):
所定のDNA配列を有するDNA断片のクローニング方法において、 (a)所定のDNA配列を含むDNAを、1以上の制限酵素で消化させて、3’凹型末端を形成することで、3’凹型末端を有するDNA断片を得る段階; (b)前記DNA断片をRecA蛋白および2個のオリゴヌクレオチドと反応させる段階であって、該オリゴヌクレオチドが所定のDNA配列を含む断片のいずれかのDNA鎖に対して相補的である段階; (c)段階(b)から得られたDNA断片をDNAポリメラーゼと反応させることで、所定のDNA配列を含む断片以外の全てのDNA断片を平滑末端とする段階; (d)前記オリゴヌクレオチドを、所定のDNA配列を含む断片の末端から解離させる段階;ならびに (e)前記DNA断片を、制限酵素によって形成されるものに対して相補的な3’凹型末端を有するベクターに連結することで、所定のDNA配列を含む断片のみを前記ベクターに組み込む段階を有してなる方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12N 15/00 A ,  C12Q 1/68 A

前のページに戻る