特許
J-GLOBAL ID:200903012197633640

赤外線透過性ガラスおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-151410
公開番号(公開出願番号):特開平5-004835
出願日: 1991年06月24日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】波長12.5μm付近のGe-O伸縮振動に起因する吸収ピークを小さくして、人体から出る8〜12μmの赤外線を効率よく透過することができるガラスを成形して得られる、赤外線透過性レンズとその製造方法を提供する。【構成】ゲルマニウムおよびイオウを主体とし、炭素(C)を0.00015〜1.0原子%含ませる。また炭素原料として、活性炭、黒鉛または溶融容器1内面に形成されたベンゼン分解物を使用する。ベンゼン分解物の形成方法は、溶融容器1を真空に排気しながら1100°Cで空焼きしたのち、ベンゼンの蒸気を導入してただちに熱分解させて、ガラス溶融用容器1の内壁に炭素膜を形成する。この構成により、赤外光と可視光を透過し、毒性のないガラスを熱プレス成形して、赤外線センサ用の赤外線レンズを生産性よく作成することができる。
請求項(抜粋):
ゲルマニウムおよびイオウを主体とし、炭素(C)を0.00015〜1.0原子%含んでなる赤外線透過性ガラス。
IPC (4件):
C03C 4/10 ,  C03C 3/32 ,  G01J 1/02 ,  G01J 5/08

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