特許
J-GLOBAL ID:200903012200223989

ポリアクリロニトリル中空糸膜およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250404
公開番号(公開出願番号):特開平7-100343
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】従来膜の欠点である高温時の熱収縮および透水量、機械的特性の低下を押さえ、被処理溶液の温度が高いものを処理する場合や、高温殺菌する場合でも収縮が小さくしかも透水量が大きく、機械的特性に優れている中空糸膜および製法を提供する。【構成】(1) 一方の表層が500オングストローム以下の孔径を有する緻密層からなり、該表層からもう一方の表層にかけて孔径が大きくなる多孔質層を形成し、85°Cの熱水で処理した時の収縮率が10%以下であることを特徴とするポリアクリロニトリル中空糸膜。(2) 極限粘度[η]が2.0以上の超高重合度のアクリロニトリル重合体の有機溶媒溶液を用いて乾湿式法により製糸したポリアクリニリトル中空糸膜を、界面活性剤または2価以上のアルコールを含む、70°C以上、110°C以下の水溶液で、熱処理することを特徴とするポリアクリロニトリル中空糸膜の製造方法。
請求項(抜粋):
一方の表層が500オングストローム以下の孔径を有する緻密層からなり、該表層からもう一方の表層にかけて孔径が大きくなる多孔質層を形成し、85°Cの熱水で処理した時の収縮率が10%以下であることを特徴とするポリアクリロニトリル中空糸膜。
IPC (5件):
B01D 71/42 ,  B01D 69/08 ,  C08F 20/44 MMX ,  D01D 5/24 ,  D01F 6/18

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