特許
J-GLOBAL ID：200903012205892757
無段変速機の変速制御装置
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
樺山 亨 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-234992
公開番号（公開出願番号）：特開平6-081942
出願日： 1992年09月02日
公開日（公表日）： 1994年03月22日
要約：
【要約】【目的】 この発明は、無段変速機付き車両の、コーナー走行時の挙動を安定化することにある。【構成】プライマリプーリ26とセカンダリプーリ28の変速速度Viを制御するもので、車両の運転情報に基づく重量勾配抵抗Rwと、スロットルバルブの変化速度D・Th及びプライマリプーリの回転変化速度D・Npに応じたスロットル作動モードと、このスロットル作動モード及び重量勾配抵抗Rwに応じた制御ゲイン補正量CGと、スロットル開度に応じた目標プライマリプーリ回転数Npoと、目標プライマリプーリ回転数Npoとプライマリプーリの実回転数Npとの偏差である偏差回転数E1と、偏差回転数に応じた基本制御ゲインおよび制御ゲイン補正量CGとを乗算した補正制御ゲインGCと、偏差回転数E1と制御ゲイン補正量CGに基づく変速速度Viと、この変速速度相当の変速制御油圧Pcとを制御手段であるCVTECU21が順次算出し、CVTECU21が油圧アクチュエータ33を制御する。
請求項（抜粋）：
エンジンに連結された入力側のプライマリプーリと駆動軸に連結された出力側のセカンダリプーリとの間に掛け渡された無端ベルトの巻掛け径比が所定の変速比に応じた値と成るように各プーリ隙間を増減調整する一対の油圧アクチュエータと、上記一対の油圧アクチュエータへ供給される各プーリ制御油圧を調圧するプーリ操作手段と、上記車両の運転情報から重量勾配抵抗を検出する重量勾配抵抗検出手段と、上記エンジンのスロットル開度及び車速に応じた目標プライマリプーリ回転数を検出する目標プライマリプーリ回転数検出手段と、上記車両のスロットルバルブの変化速度及び上記プライマリプーリの回転変化速度に応じたスロットル作動モードを判定するスロットル作動モード判定手段と、上記スロットル作動モード及び上記重量勾配抵抗に応じた制御ゲイン補正量を設定する制御ゲイン補正量設定手段と、上記目標プライマリプーリ回転数と上記プライマリプーリの実回転数との偏差回転数を算出する偏差回転数算出手段と、上記偏差回転数に応じた基本制御ゲインおよび上記制御ゲイン補正量を乗算して補正制御ゲインを設定する補正制御ゲイン設定出手段と、上記補正制御ゲインと上記偏差回転数に基づき変速速度を算出する変速速度算出手段と、上記変速速度相当のプーリ制御油圧で上記油圧アクチュエータを制御する変速制御手段と、を有することを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
IPC (6件)：
F16H 61/06
, F16H 9/00
, F16H 59:24
, F16H 59:42
, F16H 59:44
, F16H 59:66
