特許
J-GLOBAL ID:200903012206059838

波形編集型音声合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-049321
公開番号(公開出願番号):特開平6-266390
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 滑らかで肉声に近い合成音声を得る。【構成】 音声単位の集合を、音声信号の周波数スペクトルを特徴パラメータとしてクラスタリングし、その各グループの重心に最も近い音声波形を音声データベース13から選出したものと、その各重心でのスペクトル(基準スペクトル)と、その各音声波形のピッチマークとを組として波形情報記憶装置17に記憶しておき、入力テキストを音韻系列とし、その各音韻と対応する音声波形、基準スペクトル、ピッチマークを波形情報記憶装置17から選出し、その波形情報を、そのスペクトルが基準スペクトルに近づくようにスペクトル特性変更回路36でスペクトル変更し、その変更された波形を波形合成回路23へ供給して従来と同様にピッチ、パワーを継続長を制御して音声合成する。
請求項(抜粋):
入力テキストを分析して音韻系列と韻律情報とを得、その音韻系列の各音韻により、波形情報記憶装置からクラスタリングで得られた対応する音声単位の音声波形情報を選出し、その音声波形情報に対し波形合成手段で上記韻律情報に基づく制御を行って、音声波形情報単位ごとに接続して連続音声を生成する波形編集型音声合成装置において、上記波形情報記憶装置には各音声波形情報ごとに、これを選択する基準となった基準スペクトルもそれぞれ記憶されてあり、上記波形情報記憶装置から音声波形情報が選出される時に対応する上記基準スペクトルも選出され、これら選出された音声波形情報及び基準スペクトルについて前者のスペクトルが後者のスペクトルに近づくようにスペクトル特性変更手段により変更され、そのスペクトル変更された音声波形情報が上記波形合成手段へ供給される、ことを特徴とする波形編集型音声合成装置。
IPC (2件):
G10L 5/04 ,  G10L 7/02

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