特許
J-GLOBAL ID:200903012217393233

ガスタービン翼の冷却構成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-330057
公開番号(公開出願番号):特開平7-189738
出願日: 1994年12月05日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 ガスタービンのタービン区分の静翼の冷却装置を提供する。【構成】 ガスタービン(1)の燃焼器(12)は、圧縮機区分(2)からの圧縮機空気(34)を受け入れる室(10)内に設けられている。この圧縮機空気は、燃焼用空気と冷却用空気の両方の役目を果たす。圧縮空気の冷却用空気部分(36)を室から抽気して更に加圧することにより静翼を通って循環させ、その後、かかる冷却用空気部分は、静翼(28)内の冷却用空気流路を通って流れ、その結果、静翼の冷却とこの空気の加熱が行われることになる。次に、加熱された空気(38)は室に戻され、この中で、流入する燃焼用空気(35)と混ざり、それにより静翼から伝達された熱の一部を燃焼用空気に与える。その結果、燃焼用空気の温度は上昇し、それによりガスタービンの熱力学的効率が高くなる。
請求項(抜粋):
圧縮空気を生じさせる圧縮機区分と、冷却用空気となる該圧縮機空気の第1の部分及び燃焼用空気となる該圧縮機空気の第2の部分と、前記圧縮機と流通状態にある室を形成し、それにより前記圧縮空気の冷却用空気部分と燃焼用空気部分が室内に流入するようにするシェルと、各々が内側シュラウド、外側シュラウド及び翼幹部を有し、且つ、内側シュラウド、外側シュラウド及び翼幹部を貫通していて入口及び出口を備える第1の通路を含む冷却用空気流路を有する列状の静翼とを有し、前記出口は、前記室と直接的に流通状態にあり、それにより冷却用空気は静翼から出てから直接、前記室内へ入って前記圧縮空気と混じり、更に、前記室空の冷却用空気を静翼の冷却用空気流路に再循環させ、次に直接前記室内へ戻し、それにより静翼からの熱を冷却用空気に伝えて静翼を冷却すると共に冷却用空気を加熱する手段が設けられていることを特徴とするガスタービン。
IPC (2件):
F02C 7/18 ,  F02C 7/08

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