特許
J-GLOBAL ID:200903012217953387

新規プラスミドの製造及びそれを含む菌株を培養してIGF-1を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-062434
公開番号(公開出願番号):特開平6-113878
出願日: 1991年03月05日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 インシュリンで治療できなかった糖尿病患者の血糖量調節と骨疾患等の局部治療並びに先天性又は後天性成長欠乏患者に利用できるIGF-1の新規な製造法及びそれに用いる新規なプラスミドを提供する。【構成】 ヒトの肝細胞から抽出、単離したmRNAからIGF-1をコードするcDNAを製造し、このcDNAを他の遺伝子との融合遺伝子の形で挿入した発現ベクターで大腸菌を形質転換した後、得られた形質転換体を、適切な培地で培養してIGF-1を製造する方法であって、(a)該発現ベクターがIGF-1遺伝子と上記他の遺伝子の間にエンテロキナーゼ認識部位を有するプラスミドであり、生成する融合蛋白質をエンテロキナーゼによって切断し、次いで精製するIGF-1の製造法、また(b)該発現ベクターがヒドロキシルアミンで切断しうる、AAC GGAコドンを含むリンカーDNAを有するベクターであり、生成する融合蛋白質をヒドロキシルアミンで切断し、次いで精製するIGF-1の製造法。
請求項(抜粋):
ヒトの肝細胞から抽出、単離したmRNAからIGF-1をコードするcDNAを製造し、このcDNAを他の遺伝子との融合遺伝子の形で挿入した発現ベクターで大腸菌を形質転換した後、得られた形質転換体を適切な培地で培養してIGF-1を製造する方法であって、該発現ベクターが、IGF-1遺伝子と上記他の遺伝子の間にエンテロキナーゼ認識部位を有するプラスミドであり、生成する融合蛋白質をエンテロキナーゼによって切断し、次いで精製することを特徴とするIGF-1の製造法。
IPC (5件):
C12P 21/02 ,  C12N 15/16 ZNA ,  C12N 15/56 ,  C12N 15/57 ,  C12N 15/70

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