特許
J-GLOBAL ID:200903012219867852

エレベータ用調速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-177069
公開番号(公開出願番号):特開2002-370879
出願日: 2001年06月12日
公開日(公表日): 2002年12月24日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、調速機が昇降路内に配置されている場合にも、非常止め装置を動作させた状態からの復帰作業を乗場側から容易に行えるようにし、復帰作業の作業性を向上させることを目的とするものである。【解決手段】 通常位置と、爪29を回動させてトリップレバー72に係合させる復帰位置との間で変位可能な復帰用レバー42を基台23に設け、この復帰用レバー42を復帰用ワイヤ41を介して乗場側から遠隔操作し変位させるようにした。
請求項(抜粋):
昇降路内に設置されている基台、この基台に回転自在に支持され、かつ非常止め装置を動作させるための調速機ロープが巻かれ、かごの昇降速度に応じて回転する綱車、この綱車に回動可能に設けられ、上記綱車の回転による遠心力により回動されるフライウエイト、上記遠心力に逆らう方向へ上記フライウエイトを付勢する平衡ばね、上記綱車の綱車軸を中心に回転可能に設けられているラチェット、上記綱車に回動可能に設けられ、上記フライウエイトの回動により回動されるトリップレバー、上記綱車に回動可能に設けられ、通常は上記トリップレバーと係合し、上記かごの下降速度が予め設定された過速度に達したとき、上記トリップレバーとの係合が外れて上記ラチェットに係合することにより、上記綱車と同方向へ上記ラチェットを回転させる爪、上記綱車と同方向へ上記ラチェットが回転したときに上記調速機ロープを制動するシュー、通常位置と復帰位置との間で変位可能になっており、上記通常位置から上記復帰位置に変位されることにより、上記爪を回動させて上記爪を上記トリップレバーに係合させる復帰用レバー、及びこの復帰用レバーを遠隔操作により変位させる操作手段を備えていることを特徴とするエレベータ用調速機。
Fターム (1件):
3F304DA23

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