特許
J-GLOBAL ID:200903012226593865

排気ガス浄化用触媒劣化検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-261036
公開番号(公開出願番号):特開平8-100637
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 上流酸素センサの応答性のバラツキや運転状態のバラツキの影響を排除して触媒劣化の検出精度を向上する。【構成】 第1段階の検査では下流酸素センサの出力信号の振幅を検出し、その振幅を判定値と比較して触媒劣化の可能性の有無を判定する(ステップ102)。ここでは、上流酸素センサと下流酸素センサのバラツキ(振幅,応答性)を考慮しながら、明らかに正常と判定できるものを振幅によって判別し、それについては第2段階の検査を省略する(ステップ104)。一方、触媒劣化の可能性(疑い)が有る場合には第2段階の検査を行い(ステップ105)、上流酸素センサの応答性をセンサのバラツキの下限である最も遅いセンサの応答性に調整した後、所定期間内で下流酸素センサの応答遅延時間を積算し、その積算値を劣化判定値と比較して触媒劣化の有無を最終的に判定する(ステップ106〜108)。
請求項(抜粋):
エンジンの排気系に配置された排気ガス浄化用の触媒の劣化を検査する排気ガス浄化用触媒劣化検査装置において、前記触媒の上流と下流にそれぞれ配設され、空燃比が理論空燃比に対してリッチかリーンかを検出する上流酸素センサ及び下流酸素センサと、前記下流酸素センサの出力信号の振幅を検出する振幅検出手段と、この振幅検出手段の検出結果に基づいて前記触媒の劣化の可能性の有無を判定する第1の劣化判定手段と、この第1の劣化判定手段により劣化の可能性有りと判定されたときに更に詳しく劣化の有無を判定する第2の劣化判定手段とを備え、前記第2の劣化判定手段は、前記上流酸素センサの応答性を設定値に調整する応答性調整手段と、この応答性調整手段による前記上流酸素センサの応答性調整後に所定期間内で前記下流酸素センサの応答遅延時間を積算する応答遅延時間積算手段と、この応答遅延時間積算手段の積算値を劣化判定値と比較して劣化の有無を最終的に判定する劣化最終判定手段とを備えたことを特徴とする排気ガス浄化用触媒劣化検査装置。
IPC (4件):
F01N 3/20 ZAB ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 45/00 314

前のページに戻る