特許
J-GLOBAL ID:200903012226930306

圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-089795
公開番号(公開出願番号):特開平7-293466
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 電磁クラッチを使用しないで空調装置等に使用する圧縮機を小型で安価なものにすると共に、起動ショックを防止する。【構成】 スクロール型圧縮機1の駆動軸5は単なるプーリ7を介して常時回転駆動される。吸入通路24に設けられた電磁弁23が開弁すると、供給される冷媒によって吸入圧室32の圧力が大気圧室31の圧力よりも高くなるので、円環状ピストン28は左に移動してテーパピン27の円錐形の先端部分27aとテーパスリーブ26の円錐形内面26aとの間の隙間が大きくなり、可動スクロール部材12の公転半径が大きくなって、三日月形の流体圧縮ポケット13の両端のシール箇所が接触し、有効な圧縮仕事が行われる。電磁弁23が閉弁すると吸入圧室32の圧力が低下し、テーパピン27が右へ移動して公転半径が縮小し、シール箇所に隙間ができて冷媒は圧縮されず、圧縮機1は空転状態となる。
請求項(抜粋):
原動機によって常時回転駆動される駆動軸と、前記駆動軸の軸線に対して偏心して支持され前記駆動軸から駆動されることによって公転して固定部分との間で流体を圧縮する被駆動部分と、前記被駆動部分の自転を阻止すると共に公転と公転半径の変化を許容する自転防止機構と、前記駆動軸と前記被駆動部分とを連結してトルクを伝達するクランク機構と、流体の吸入通路を開閉することができる弁手段とを備えており、前記被駆動部分は、前記弁手段が開弁した時には公転半径が増大して流体の有効な圧縮作用をする一方、前記弁手段が閉弁した時には公転半径が減少して流体の圧縮作用を無効とする空転状態となることを特徴とする容積型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 23/02 ,  F04C 18/02 311

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