特許
J-GLOBAL ID:200903012228874020
樹脂製枠体の結合方法及び樹脂接合装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
新井 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-399043
公開番号(公開出願番号):特開2003-191278
出願日: 2001年12月28日
公開日(公表日): 2003年07月08日
要約:
【要約】【課題】 長寿命現像装置における、プロセスカートリッジの長手の高精度化及びねじれを減少させたプロセスカートリッジの生産性に優れた製造方法を提供するものである。【解決手段】 各枠体(クリーニング枠体14、トナー枠体50へ共にサイドカバー37,38)を接合する際の樹脂注入装置と接合治具による、高精度の位置決め及び位置検知装置を組み合わせた製造方法。
請求項(抜粋):
樹脂製枠体の結合方法において、(a)第一の樹脂製枠体と第二の樹脂製枠体の側面を第三の樹脂製枠体と第四の樹脂製枠体とで挟んで仮結合する仮結合工程と、(b)前記仮結合工程で仮結合された、第一の樹脂製枠体、第二の樹脂製枠体、第三の樹脂製枠体、第四の樹脂製枠体を移動台の位置決め係合部に係合させてセットするセット工程と、(c)仮結合して前記移動台にセットされた、第一の樹脂製枠体、第二の樹脂製枠体、第三の樹脂製枠体、第四の樹脂製枠体と移動台を固定冶具に移動させ、固定冶具の位置決め係合部に移動台を係合させ、移動台を固定治具にセットするセット工程と、(d)前記固定冶具にセットされた移動台上の仮結合された第一の樹脂製枠体、第二の樹脂製枠体、第三の樹脂製枠体、第四の樹脂製枠体の位置ずれを検知する検知装置で検知し、移動台の位置ずれを検知する検知装置で検知し、移動台、仮結合された樹脂製枠体の夫々のセット位置の良否を判断する判定工程と、(e)前記固定冶具にセット仮結合された前記各枠体の、前記第三の樹脂製枠体の側方から第三の樹脂製枠体の有する第一枠体側方係合部に第一側方移動部材の有する第一側方位置決め係合部を係合させ、第三の樹脂製枠体の有する第一枠体ゲート部に第一側方移動部材の有する第一側方ゲート部を係合させて、前記第四の樹脂製枠体の側方から第四の樹脂製枠体の有する第二枠体側方係合部に第二側方移動部材の有する第二側方位置決め係合部を係合させ、第四の樹脂製枠体の有する第二枠体ゲート部に第二側方移動部材の有する第二側方ゲート部を係合させて、仮結合した第一の樹脂製枠体、第二の樹脂製枠体、第三の樹脂製枠体、第四の樹脂製枠体の設置角度を規制する角度規制を行い、第一側方ゲート部と第一枠体ゲート部及び第二側方ゲート部と第二枠体ゲート部を係合する工程と、(f)前記固定冶具にセットされた前記各枠体の、第一枠体側方係合部に第一側方移動部材の有する第一側方位置決め係合部を係合させる方向及び、第二枠体側方係合部に第二側方移動部材の有する第二側方位置決め係合部を係合させる方向と、交差する方向に構成された、前記第一の樹脂製枠体と前記第三の樹脂製枠体の有する枠体係合部に、第一移動部材の有する第一位置決め係合部を係合させて、前記第二の樹脂製枠体と前記第三の樹脂製枠体の有する枠体係合部に、第三移動部材の有する第三位置決め係合部を係合させて、第一の樹脂製枠体と第二の樹脂製枠体と第三の樹脂製枠体の位置決めを行い、前記第四の樹脂製枠体の有する枠体係合部に、第二移動部材の有する第二位置決め係合部と第四移動部材の有する第四位置決め係合部を係合させて、前記第四の樹脂製枠体の位置決めを行い枠体の仮結合を修正して位置決めを行う枠体位置決めと工程と、(g)前記枠体位置決め工程で第一の樹脂製枠体、第二の樹脂製枠体、第三の樹脂製枠体、第四の樹脂製枠体を位置決めした、第一移動部材、第二移動部材、第三移動部材、第四移動部材の位置ずれを検知する検知装置で、第一移動部材、第二移動部材、第三移動部材、第四移動部材のセット位置の良否を判断する判定工程と、(h)第一の樹脂溶融射出装置と第一側方移動部材の第一樹脂注入口を係合し、第一側方移動部材の第一樹脂注入口と第一側方ゲート部を連通し、第一側方移動部材の第一樹脂注入口と第一側方ゲート部を連通させた経路に第一加熱装置を配置した構成において、第一の樹脂溶融射出装置から射出した樹脂が、第一側方移動部材の第一樹脂注入口から第一側方移動部材内部を経由し、第一側方ゲート部から第一枠体ゲート部に溶融樹脂を注入し、第二の樹脂溶融射出装置と第二側方移動部材の第二樹脂注入口を係合し、第二側方移動部材の第二樹脂注入口と第二側方ゲート部を連通し、第二側方移動部材の第二樹脂注入口と第二側方ゲート部を連通させた経路に第二加熱装置を配置した構成において、第二の樹脂溶融射出装置から射出した樹脂が、第二側方移動部材の第二樹脂注入口から第二側方移動部材内部を経由し、第二側方ゲート部から第二枠体ゲート部に溶融樹脂を注入する注入工程と、(i)前記溶融樹脂を注入された、第三の樹脂製枠体の第一枠体ゲート部から第三の樹脂製枠体内部を経由し、第三の樹脂製枠体と第一の樹脂製枠体、及び、第二の樹脂製枠体との対向面の間に溶融樹脂を注入、固化して、第三の樹脂製枠体と第一の樹脂製枠体、及び、第二の樹脂製枠体間を結合し、第四の樹脂製枠体の第二枠体ゲート部から第四の樹脂製枠体内部を経由し、第四の樹脂製枠体と第一の樹脂製枠体、及び、第二の樹脂製枠体との対向面の間に溶融樹脂を注入、固化して、第四の樹脂製枠体と第一の樹脂製枠体、及び、第二の樹脂製枠体を結合する樹脂注入、冷却結合工程と、(j)前記樹脂結合されたときの第一の樹脂溶融射出装置及び第二の樹脂溶融射出装置から射出した樹脂量を検知する検知装置で樹脂注入量の良否を判断する判定工程と、(k)前記結合された第一の樹脂製枠体、第二の樹脂製枠体、第三の樹脂製枠体、第四の樹脂製枠体に係合している第一移動部材、第二移動部材、第三移動部材、第四移動部材を非係合させ、非係合位置の良否を判断する判定工程と、(l)前記結合された第一の樹脂製枠体、第二の樹脂製枠体、第三の樹脂製枠体、第四の樹脂製枠体の、第三の樹脂製枠体の第一枠体側方係合部に係合している第一側方移動部材の第一側方位置決め係合部を非係合とし、第四の樹脂製枠体の第二枠体側方係合部に係合している第二側方移動部材の第二側方位置決め係合部を非係合とする工程と、(m)前記結合された第一の樹脂製枠体、第二の樹脂製枠体、第三の樹脂製枠体、第四の樹脂製枠体と移動台を、固定冶具から排出する工程と、(n)前記排出された、結合した第一の樹脂製枠体、第二の樹脂製枠体、第三の樹脂製枠体、第四の樹脂製枠体を移動台から外す工程と、を有する樹脂製枠体の結合方法。
IPC (6件):
B29C 45/14
, B29C 45/17
, B29C 45/76
, B29C 65/70
, B29C 65/78
, G03G 21/18
FI (6件):
B29C 45/14
, B29C 45/17
, B29C 45/76
, B29C 65/70
, B29C 65/78
, G03G 15/00 556
Fターム (28件):
2H071BA04
, 2H071BA13
, 2H071BA22
, 2H071BA29
, 2H071DA06
, 2H071DA08
, 2H071DA13
, 4F206AD18
, 4F206AD35
, 4F206AH42
, 4F206AP06
, 4F206JA07
, 4F206JB11
, 4F206JB20
, 4F206JF05
, 4F206JN41
, 4F206JP01
, 4F206JP11
, 4F211AD05
, 4F211AG07
, 4F211AH56
, 4F211TA08
, 4F211TC14
, 4F211TD01
, 4F211TJ14
, 4F211TJ21
, 4F211TN82
, 4F211TN87
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