特許
J-GLOBAL ID:200903012234297396

非水系二次電池の特性演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247863
公開番号(公開出願番号):特開平10-092475
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】電流変化のない場合でも非水系二次電池の使用中の内部抵抗や開放電圧を算出できる特性演算装置を提供する。【解決手段】端子電圧V、Vの時間微分値、電流I、Iの時間微分値および電流の積算値qを入力し、初期の放電量Qとqとの関係をq=ηQと表した際のηと、内部抵抗Rとの初期値を設定し、そのηとRの値を用いて、qの関数としての開放電圧E(q)を第1のマップから求め、その微分値E(q)/dqを第2のマップから求め、そのE(q)とE(q)/dqの値が検出したV、Iに適合するように、ηとRの値を変化させながら下記の残差δ1、δ2の平方和Sが判定収束値以下になるようにフィティング演算を行なうことによってRを算出する。δ1=V-E(q)-I×Rδ2=(dV/dt)-I×〔dE(q)/dq〕-R×(dI/dt)S=δ1222
請求項(抜粋):
非水系二次電池の端子電圧Vを検出する電圧センサと、上記端子電圧の時間微分値dV/dtを求める電圧微分手段と、上記非水系二次電池に流れる電流Iを検出する電流センサと、上記電流の時間微分値dI/dtを求める電流微分手段と、上記電流の積算値qを求める電流積算手段と、初期の放電量Qと開放電圧Eとの関係を記憶した第1のマップと、初期の放電量Qと開放電圧Eの放電量微分値dE/dQとの関係を記憶した第2のマップと、上記端子電圧Vと、上記端子電圧の時間微分値dV/dtと、上記電流Iと、上記電流の時間微分値dI/dtと、上記電流の積算値qとを入力し、上記初期の放電量Qと電流積算値qとの関係をq=ηQと表した際のηおよび上記非水系二次電池の内部抵抗Rの初期値を設定し、上記の設定したηの値を用いて、上記積算値qの関数としての開放電圧E(q)を上記第1のマップから求め、上記E(q)の放電量微分値E(q)/dqを上記第2のマップから求め、その求めたE(q)の値とE(q)/dqの値が実際に検出した電圧V、電流Iに適合するように、上記ηとRの値を変化させながら下記の数式に示す残差δ1、δ2の平方和Sが所定の判定収束値以下になるようにフィティング演算を行ない、その結果として求められた内部抵抗Rの値を上記非水系二次電池の内部抵抗として算出する演算手段と、を備えたことを特徴とする非水系二次電池の特性演算装置。δ1=V-E(q)-I×Rδ2=(dV/dt)-I×〔dE(q)/dq〕-R×(dI/dt)S=δ1222
IPC (3件):
H01M 10/48 ,  G01R 27/02 ,  G01R 31/36
FI (3件):
H01M 10/48 P ,  G01R 27/02 R ,  G01R 31/36 A

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