特許
J-GLOBAL ID:200903012243842798

送風装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-359593
公開番号(公開出願番号):特開平11-193798
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 送風装置のP-Q特性の向上と静音化を実現する。【解決手段】 ファン1の翼先端から間隔をあけて環状壁2を形成し、前記環状壁2には前記の翼先端と対向する部分に環状壁2の内周部と外周部を連通するスリット6を形成し、ファンの回転に伴って前記スリット6から空気を環状壁2の内周部に吸い込む送風装置であって、前記スリット隙間の幅wを半径方向及び周方向に変化させることにより、スリット6から環状壁内周部に流入する空気の流量が、全周に亘って略等しくなるようにしたことを特徴とする。この構成により、翼先端において正圧側から背圧側に流れる漏れ渦が抑制され、P-Q特性が改善されると同時に、スリット6を設けた環状壁で発生する騒音を抑えることができるため、送風装置の低騒音化が可能となる。
請求項(抜粋):
ファンの翼先端から間隔をあけて環状壁を形成し、前記環状壁には前記の翼先端と対向する部分に環状壁の内周部と外周部を連通するスリットを形成し、ファンの回転に伴って前記スリットから空気を環状壁の内周部に吸い込む送風装置であって、前記環状壁の内周から外周までの空気の流れ方向長さをL、前記スリットの内周からの距離lでのスリットの隙間の幅をw(l)とした場合に、【数1】またはその近似条件を満足するように、前記スリットの隙間の幅w(l)を半径方向及び周方向に変化させることにより、スリットから環状壁内周部に流入する空気の流量が、全周に亘って略等しくなるようにした送風装置。

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