特許

J-GLOBAL ID：200903012244327412

植物精油中の酸性油の分離方法

発明者： 森本 茂 ,  福田 博介 ,  安久津 成一 ,  高木 修治
出願人/特許権者： 住友精化株式会社
代理人 (1件)： 細田 芳徳
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-274548
公開番号（公開出願番号）：特開平5-105898
出願日： 1991年09月25日
公開日（公表日）： 1993年04月27日
要約：

【要約】【構成】本発明は、ヒノキ科植物から得られる植物精油に溶媒の存在下もしくは不存在下、一般式(I)で表される無定形重金属ケイ酸塩を添加、混合することにより該植物精油中の酸性油を無定形重金属ケイ酸塩に選択的に吸着させ、次いで低級アルコールで抽出する植物精油中の酸性油の分離方法、および該植物精油中の酸性油を選択的に吸着した無定形重金属ケイ酸塩からなる鮮度保持材に関する。【効果】本発明はヒバ油などのヒノキチオール含有植物精油から、簡便かつ迅速、安価にヒノキチオールを主成分とする酸性油を分離することが出来、また酸性油は脱臭効果の優れた担体に吸着された状態で分離されるので、該吸着粒子をそのまま鮮度保持材に含有させることができる。

請求項（抜粋）：

ヒノキ科植物から得られる植物精油に溶媒の存在下もしくは不存在下、一般式(I)で表される無定形重金属ケイ酸塩を添加、混合することにより該植物精油中の酸性油を無定形重金属ケイ酸塩に選択的に吸着させ、次いで低級アルコールで抽出することを特徴とする植物精油中の酸性油の分離方法。 MO(SiO2 )x H2 O (I)(式中、Mは2価の重金属イオン、Xは2〜5の数字を示す。)

IPC (4件)：

C11B 9/02 ,  A23B 7/144 ,  A23L 3/34 ,  C11B 5/00