人力車両用駆動補助装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：前田弘 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-088389
公開番号（公開出願番号）：特開平9-272487
出願日： 1996年04月10日
公開日（公表日）： 1997年10月21日
要約：

【要約】【課題】人力車両用駆動補助装置において、原動機(40)の軽量化と運転効率の向上を図り、併せて、原動機の過負荷による過熱・消耗を確実に防止するとともに、コスト低減と信頼性向上を図る。【解決手段】搭乗者の人力により駆動される人力車両に対して駆動補助のために取付けられた人力車両用駆動補助装置に、人力検出手段(30)と無段変速機構(50)とその変速比を変更調整する調整手段(31)とを備える。人力検出手段の検出人力値が零より大きくなるように変速比を変更調整する。無段変速機構として静液圧トランスミッション(5)を用い、液圧ポンプ(6)の可変斜板(62)の傾斜角度を増減変更調整することにより変速比を変更調整するようにしてもよい。人力検出手段として、人力を伝達するチェーン(3)の張り具合を検出する遊動スプロケット(11)等を用いてもよい。

請求項（抜粋）：

搭乗席を保持する車体に車輪(2)が回転可能に配設されており、上記搭乗席に搭乗する搭乗者の人力によって上記車輪(2)が回転されることにより駆動される人力車両に対して、上記人力による駆動を補助するために取付けられる人力車両用駆動補助装置において、原動機(40)と、この原動機(40)の出力を無段階に変速して補助駆動力として上記車輪(2)側に伝える無段変速機構(50)と、上記人力による駆動力を検出する人力検出手段(30)と、上記人力検出手段(30)により検出された人力による駆動力に応じて上記無段変速機構(50)の変速比を変更調整する調整手段(31)とを備え、上記無段変速機構(50)と上記調整手段(31)とは、上記人力による駆動力が零より大きい範囲において上記補助駆動力を伝達するように構成されていることを特徴とする人力車両用駆動補助装置。

IPC (3件)：

B62M 23/02 , F16H 61/42 , F16H 59:14

FI (2件)：

B62M 23/02 N , F16H 61/42 E

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