特許
J-GLOBAL ID:200903012252160764

磁器コンデンサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 法明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-351745
公開番号(公開出願番号):特開平7-201645
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 従来のものが有する電気的特性を維持し、更に誘電損失の交流電圧特性が良好な誘電体磁器組成物を誘電体層とした磁器コンデンサ及びその製造方法を提供すること。【構成】 誘電体磁器組成物が100.0重量部の基本成分と、0.2〜5.0重量部の添加成分との混合物を焼成したものからなり、該基本成分が、{(Ba1-v-w-xCavSrwMgx)O}k(Ti1-y-zZryRz)O2-z/2 +αM1+ βM2(但し、RはLa〜Euから選択された1種又は2種以上の元素、R′はSc〜Luから選択された1種又は2種以上の元素、M1 はP及び/又はV、M2 はCr,Mn,Fe,Ni,Coから選択された1種又は2種以上の元素)で表わされる物質からなり、該添加成分がLi2 O又はB2 O3 とSiO2 とMO(但し、MOはBaO,SrO,CaO,MgO及びZnOから選択された1種又は2種以上の酸化物)とからなる。
請求項(抜粋):
誘電体磁器組成物からなる1又は2以上の誘電体磁器層と、この誘電体磁器層を挟持している少なくとも2以上の内部電極とを備えた磁器コンデンサにおいて、前記誘電体磁器組成物が、100.0重量部の基本成分と、0.2〜5.0重量部の添加成分との混合物を焼成したものからなり、前記基本成分が、{(Ba<SB>1-v-w-x</SB>Ca<SB>v</SB>Sr<SB>w</SB>Mg<SB>x</SB>)O}<SB>k</SB>(Ti<SB>1-y-z</SB>Zr<SB>y</SB>R<SB>z</SB>)O<SB>2-z/2</SB>+αM<SB>1</SB>+βM<SB>2</SB>(但し、Rは、Sc,Y,Gd,Dy,Ho,Er,Yb,Tb,Tm及びLuから選択された1種又は2種以上の元素、M<SB>1</SB> はP及び/又はV、M<SB>2</SB> はCr,Mn,Fe,Ni,Coから選択された1種又は2種以上の元素、v,w,x,y,z,k,α及びβは、0.00≦v≦0.270.00≦w≦0.370.00≦x≦0.030.00<y<0.260.05≦0.6w+y≦0.260.002≦z≦0.041.00≦k≦1.040.0005≦α≦0.010.0005≦β≦0.01を満足する数値)で表わされる物質からなり、前記添加成分がLi<SB>2</SB> OとSiO<SB>2</SB> とMO(但し、MOはBaO,SrO,CaO,MgO及びZnOから選択された1種又は2種以上の酸化物)とからなり、前記Li<SB>2</SB> Oと前記SiO<SB>2</SB> と前記MOとの組成範囲が、これらの組成をモル%で示す三角図における、前記Li<SB>2</SB> Oが1モル%、前記SiO<SB>2</SB> が80モル%、前記MOが19モル%の組成を示す第一の点Aと、前記Li<SB>2</SB> Oが1モル%、前記SiO<SB>2</SB> が39モル%、前記MOが60モル%の組成を示す第二の点Bと、前記Li<SB>2</SB> Oが30モル%、前記SiO<SB>2</SB> が30モル%、前記MOが40モル%の組成を示す第三の点Cと、前記Li<SB>2</SB> Oが50モル%、前記SiO<SB>2</SB> が50モル%、前記MOが0モル%の組成を示す第四の点Dと、前記Li<SB>2</SB> Oが20モル%、前記SiO<SB>2</SB> が80モル%、前記MOが0モル%の組成を示す第五の点Eとをこの順に結ぶ5本の直線で囲まれた領域内にあることを特徴とする磁器コンデンサ。
IPC (4件):
H01G 4/12 415 ,  H01G 4/12 442 ,  C04B 35/48 ,  H01B 3/12 326
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-174710
  • 特開平3-177010
  • 特開平3-133116

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