特許
J-GLOBAL ID:200903012252557460

被膜特性及び磁気特性に優れた一方向性けい素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-192074
公開番号(公開出願番号):特開平6-033138
出願日: 1992年07月20日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 インヒビターとしてAlN とSbを含有する方向性けい素鋼板を製造するにあたって、良好なフォルステライト被膜特性及び磁気特性を得る。【構成】 仕上焼鈍に先立って塗布する焼鈍分離剤の主成分であるMgO として、くえん酸活性度が、最終反応率40%の条件で100 〜400 秒、最終反応率80%の条件で1000〜4000秒であり、しかも水和水分量が、20°C,60分間の条件で2.5 %以下であり、さらに平均粒子径が2.5 μm 以下でかつ325 メッシュの不通過分が5%以下であるものを用いる。
請求項(抜粋):
Si:2.5 〜4.0 wt%、酸可溶性Al:0.01〜0.05wt%及びSb:0.01〜0.20wt%を含有するけい素鋼スラブを熱間圧延し、次いで熱延板焼鈍及び1回又は中間焼鈍を挟む2回の冷間圧延を施して最終板厚とした後、脱炭・1次再結晶焼鈍を施し、次いでMgO を主成分とする焼鈍分離剤を塗布した後、仕上焼鈍を施す一連の製造工程からなる一方向性けい素鋼板の製造方法において、焼鈍分離剤成分のMgO は、くえん酸活性度が、最終反応率40%の条件で100 〜400 秒、最終反応率80%の条件で1000〜4000秒であり、しかも水和水分量が、20°C,60分間の条件で2.5 %以下であり、さらに平均粒子径が2.5 μm 以下でかつ325 メッシュの不通過分が5%以下であることを特徴とする被膜特性及び磁気特性に優れた一方向性けい素鋼板の製造方法。
IPC (7件):
C21D 1/70 ,  C21D 8/12 ,  C21D 9/46 ,  C23C 22/00 ,  H01F 1/18 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06

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