特許

J-GLOBAL ID：200903012258275920

超電導コイル

発明者： ▲吉▼川 正敏 ,  尾崎 修 ,  濱田 衛
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所 ,  ジャパンマグネットテクノロジー株式会社
代理人 (1件)： 明田 莞
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-301680
公開番号（公開出願番号）：特開平9-148123
出願日： 1995年11月20日
公開日（公表日）： 1997年06月06日
要約：

【要約】【課題】 両端にフランジを有する円筒状の巻枠の胴部外周に超電導線をソレノイド状に巻回した超電導コイルにおいて、大型化によりコイル厚みが増加しても、電磁力によるワイヤムーブメントを抑えてクエンチの発生を防止できる超電導コイルを提供する。【解決手段】 巻枠(1) の胴部(1a)外周に巻回する超電導線(2) の各巻線層間ないしは複数層毎の巻線層間に、ステンレス鋼線からなる補強線(3) を巻き込んでなる構成の超電導コイルとする。【効果】 巻回された超電導線を、従来技術のようにコイル外周側からだけでなく、各巻線層の直上ないしは複数層上に巻き込んだ補強線で押さえつけるので、コイルが大型化されても、そのコイル内層部分のワイヤムーブメントも十分に抑えて、クエンチの発生を防止することができる。

請求項（抜粋）：

両端部にフランジを有する円筒状の巻枠の胴部外周に超電導線をソレノイド状に巻回してなる超電導コイルにおいて、前記超電導線の各巻線層間ないしは複数層毎の巻線層間に、線状の補強材を巻き込んでなることを特徴とする超電導コイル。